2012.01.28

田んぼの生きものたち ツバメ 出版!

ブログ管理人の渡辺仁です。

この度、(社)農山漁村出版協会さんより、「田んぼの生きものたち ツバメ」 を出版しました。

子供向けの体裁ではありますが、資料性の高い写真300枚以上を収録するとともに、最新の知見についてわかりやすく紹介しています。多摩川の集団ねぐらについても、写真、データを盛り込んでいます。
大人向けのツバメの書籍と比較しても、ここまでツバメの知見を書き込んだものはないと自負しています。
お読み頂けると嬉しいです。

解説

ツバメはどこから来るの?今年きたツバメ夫婦は去年と同じ夫婦?どうして人の家に巣を作るの? エサはなんだろ う? ツバメ返しの術とは? ヒナは何日くらいで巣立つの? ヒナに空中でエサをやるって本当? 巣立った幼鳥はどこで暮らすの? なぜ昔に比べてツバメが減ってきてしまったの? 巣台や糞よけの設置法は? などなど、本書では、春の巣作り、交尾、産卵、抱卵、育雛、エサ捕り法、飛行術、ツバメの天敵、巣立ち、二番子、 集団ねぐら、初秋からの渡りと南の国での暮らしまで三百数十枚のカラ―写真で、ツバメの1年の暮らしぶりを紹介。

目次

1.今年もツバメがやってきた
2.わが家のツバメは去年のツバメ?
3.お嫁さん募集中
4.泥と枯れ草を集め、巣作り
5.人と一緒に暮らしてきたツバメ
6.産卵が始まった!
7.ヒナの誕生
8.親ツバメはエサ運びに大忙し
9.すくすく育つヒナ
10.ヒナを天敵から守ろう
11.田んぼは豊かなエサ狩り場
12.川はツバメのメインレストラン
13.里地里山はツバメのパラダイス
14.ツバメの飛行の秘密
15.巣立ちが始まった
16.集団ねぐらに大集合
17.暑さの中で二番子育てる
18.南の国へ旅立ち
19.南の国での越冬暮らし
20.日本で越冬するツバメ
21.日本にいるツバメの仲間達
22.世界中にいるツバメ
23.ツバメを守ろう

資料編
①ツバメを観察しよう
②ツバメの撮影方法
③巣台・糞受けの設置方法
④ヒナのレスキュー(救護)
⑤ツバメの帰巣本能と夫婦関係


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2010.07.08

府中四谷橋下流(7月5日)10,000羽

府野中鳥クラブ
第4回ツバメの集団ねぐら定期観察会

日 時 2010年7月5日(月) 18:00~19:25
天 候 曇  風:弱
場 所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 伊藤、大澤、大室、岡村、田中(香)、田中(正)、古山   7名
ねぐら入り数:10,000羽

夕方17時過ぎに雨が降りだし、どうしたものかと思っていたが、じきに雨があがっ
てくれたので観察会を行うことにした。多摩川四谷橋下流左岸のヨシ原の上空には当
初真っ黒い雨雲が立ちこめていましたが、だんだん明るくなってきました。
ツバメは18:37頃から上空から落ちるように集まり始め、ヨシ原の上を左に右にと
飛びまわりました。18:45頃からヨシに止まり始めるツバメが増えてきたが、なかな
か落ち着かず、ヨシの上を旋回し、また、ヨシに止まることを繰り返しました。
18:55頃には先週の数より倍近いツバメの姿が確認できました。左側のヨシ原に帯を
敷くようなツバメの幅広い列が見られました。今年一番のツバメのねぐら入りを確認
しました。
メモ:
・18:00~ ヨシ原ではオオヨシキリの鳴き声があちこちから聞こえる。ツバメ8
羽が上流から飛んでくる。
・18:16~ 50羽のツバメがヨシ原の上を左右に旋回する。
・18:30~ 一旦、ツバメの姿がヨシ原から見えなくなる。
・18:37~ 上を飛ぶツバメの数が増えてきた。
・18:40~ ヨシ原北側の府中第6中学校体育館を超えるように100羽ほどが低く飛んでくる。
・18:47~ 1,000羽ほどに増える。
・18:48~ 上空高く飛ぶツバメが増える。
・18:55~ 左側のヨシ原を中心に多数のツバメが低く乱舞する。
ヨシ原に止まり始めるがすぐに飛び立つ。急に増え始める。
8,000羽程に増える。 
・19:10 ヨシ原全体に広い範囲にねぐら入り。
ライトスコープで観察する。ヨシ原どこをスコープで覗いてもツバメの姿が確認できた。
・19:25 雨が降り出しそうになったので観察を中止する。

※今日は外来種のアレチウリの育ち状況を観察し、ヨシ原全体で24本が見つ
かりました。数が少ないのは昨年の抜き取り作業が幸をそうしたようです。
当分、アレチウリの状況を観察していきたいと思います。

情報提供:古山敏雄

上河原堰上流(7/4)8,000羽

今回も川崎市側の堤防から観察しました。
ねぐら入りの範囲は中州の上流側のヨシ原に広がりました。
順調に増加して、8千羽を記録しました。
今回もハヤブサは現れず。

【観察場所】二ヶ領上河原堰上流右岸(川崎市側)→左岸(調布市側)
【日時】2010年7月4日(日)18:55~19:30
【天候】曇
【日没】19:01
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 約8,000羽
【ねぐら入りした場所】右岸川崎市側の中州及び左岸調布市側の中州
【ねぐら入り時刻】19:22
【ねぐら入りした時の照度】12ルクス
【観察内容】
ライトスコープでカウントすると、右岸側の中州の最右岸下流側の小島に約1000羽(先週までと同じ位置)。右岸側の中州のより上流側のヨシ原に6000羽。そして左岸調布市側の中州の南側の水際ヨシ原に約1000羽。先週の場所を含むかなり上流側の広い範囲にねぐらは広がる。ヤナギにも入るがヨシが成長してきたせいか、ヨシ原に入るものが多い。
頭上を飛翔して尾の長さが確認できた4羽のツバメのうち2羽(50%)が幼鳥。

情報提供 渡辺仁

2010.07.03

府中四谷橋下流(6/23)4,000羽

府野中鳥クラブ
第3回ツバメの集団ねぐら定期観察会

日 時 2010年6月29日(火) 18:00~19:15
天 候 曇後雨  風:弱
場 所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 伊藤、大室、岡村、堅山、田中(香)、田中(正)、古山   7名
ねぐら入り数:4,000羽

当初予定していた6月28日(月)の定期観察会は大雨洪水警報が出ていたので、一
日延期して6月29日(火)に実施した。17時ごろ、にわか雨があり心配したが18時には
雨は上がり、ヨシ原の上はもやで霞んでいた。
もやで薄暗いためかいつもの時間より早めにツバメたちはヨシ原に集まってきまし
た。いまにも振り出しそうな天気のためか上空高く飛ぶツバメはツバメの数に比べて
少なかった。
ツバメはヨシ原左右に分かれて幅広くねぐら入りをした。数では火災で焼けた新し
い芽が出ている左側のヨシ原の方が多かった。一週間前に比べて倍のツバメがねぐら
入りをした。

メモ:
・18:00~ ヨシ原ではオオヨシキリの鳴き声があちこちから聞こえてくる。ツバメ2羽が上流から飛んでくる。
・18:19~ 30羽のツバメが上流からヨシ原に、続けて50羽近いツバメが入ってくる。 
・18:25~ 100羽ほどがヨシ原の上を飛ぶ。上空高く飛ぶツバメもいる。多摩川の上を飛ぶツバメの数が増えてきた。
・18:31~ 500羽ほどになる。
・18:40~ 1,000羽ほどに増える。
・18:50~ 上空高く飛ぶツバメが増える。
・18:53~ ツバメの鳴き声が多くなる。ヨシに止まり始めるがすぐに飛び立つ。
・19:05 ねぐら入り。ヨシ原全体に広い範囲にねぐら入り。
・19:15 急に雨が降り出したので観察を中止する。

情報提供:古山

写真撮影:大室清
20100629


2010.06.28

上河原堰上流(6/27)4,600羽

今回も川崎市側の堤防から観察しました。ねぐら入り後調布市側からもチェック。
急激に増加して、先週の倍以上の4千羽を突破しました。
今回もハヤブサは現れず。

【観察場所】二ヶ領上河原堰上流右岸(川崎市側)→左岸(調布市側)
【日時】2010年6月27日(日)18:55~20:10
【天候】曇
【日没】19:01
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 約4,600羽
【ねぐら入りした場所】右岸川崎市側の中州及び左岸調布市側の中州
【ねぐら入り時刻】19:20
【ねぐら入りした時の照度】10ルクス
【観察内容】
ライトスコープでカウントすると、右岸側の中州の最右岸下流側の小島に約2800羽(先週までと同じ位置)。右岸側の中州のより上流側のヨシ原に800羽。そして左岸調布市側の中州の南側の水際ヨシ原に約1000羽。先週の場所を含むかなり広い範囲にねぐらは広がる。半数がヤナギの枝。半数が今年成長したヨシにねぐら入り。
頭上を飛翔して尾の長さが確認できた4羽のツバメのうち2羽(50%)が幼鳥。

なお、調布市側からの観察では、調布市側の中州の調布市側へのツバメのねぐら入りは確認できず。調布市側の中州については、南側(川崎市側)の水際のヨシ原にねぐら入りしたらしい。


2010.06.23

府中四谷橋下流(6/23)2,000羽

府中野鳥クラブ
第2回ツバメ集団ねぐら定期観察会

日 時 2010年6月21日(月)18:00~19:30
天 候 曇  風:微風
場 所 多摩川四谷橋下流 府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 伊藤、大室、岡村、田中(香)、田中(正)、古谷  6名
ねぐら入り数:約2000羽

 前回の観察会でツバメが好んで止まった左側の場所近くに腰をすえて観察しました。
四谷橋の空は時間とともに夕焼けが広がり、オーロラのような雲の中でツバメの乱舞も見られました。

観察メモ
18:10 上空にツバメ5羽が現れる。
18:17 背後から5羽が来る。
18:30 ヨシ原の低空を50羽ぐらい左右に飛ぶ。四谷橋の方からヨシ原に向かって飛んでくる。
18:47 100羽ぐらいに増えてヨシ原をすれすれに飛んで、いったん姿を消す。
     よく見ると水辺の方に見える。聖蹟桜ヶ丘駅ビルの上空に多数のツバメが舞っている。
18:55 ツバメ約50羽が頭上をかすめるように飛んで行く。
19:00 上空にもヨシ原にもツバメが飛んでいる。およそ1,000羽ぐらいに増える。
19:03 空中給餌が見られる。ツバメの賑やかな鳴声がする。
19:08 ヨシに止まり始める。ツバメの胸が夕映えに染まって見える。再び上空に上がり乱舞。
19:20 ねぐら入り。ライトスコープで観察約2,000羽。
19:30 観察を終了する。

情報提供:大室清


20100621


2010.06.20

府中四谷橋下流(6月17日)1,300羽

【観察場所】府中四谷橋下流
【日時】2010年6月17日(木)18:50~19:20
【天候】曇
【日没】18:59
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 約1,400羽
【ねぐら入りした場所】歩道より下流側(左側)
【ねぐら入り時刻】19:20
【ねぐら入りした時の照度】18ルクス
【観察内容】
歩道より上流側(右側)のヨシが焼け残った場所(背の高い枯れヨシが残る)ではなく、
歩道より下流側(左側)のヨシが焼かれ今年成長したヨシを選んでねぐら入りしていました。
幼鳥が混じっていて、上空を飛んで尾の長さが観察できた4羽のうち1羽が幼鳥(25%)でした。

【観察場所】府中四谷橋下流
【日時】2010年6月13日(日)18:40~19:20
【天候】曇 風強い
【日没】18:58
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 約420羽
【ねぐら入りした場所】歩道より下流側(左側)
【ねぐら入り時刻】19:15
【ねぐら入りした時の照度】25ルクス
【観察内容】
歩道より上流側(右側)のヨシが焼け残った場所(背の高い枯れヨシが残る)ではなく、
歩道より下流側(左側)のヨシが焼かれ今年成長したヨシを選んでねぐら入りしていました。

情報提供 渡辺仁

2010.06.19

上河原堰上流(6/19)1,400羽

今回も川崎市側の堤防から観察しました。
順調に増加していて、千羽を突破しました。
今日は3分の2がヤナギにねぐら入りです。残りがヨシです。
ヨシ原は小さく限定的なので、今後、万単位に個体数が増えていくとキャパシティオーバーになりそうです。
そうなると、忽然と放棄されてしまうのです。2008年はそうでした。
今回はハヤブサは現れず。

【観察場所】二ヶ領上河原堰上流右岸(川崎市側)
【日時】2010年6月19日(土)18:50~19:30
【天候】曇
【日没】19:00
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 約1,400羽
【ねぐら入りした場所】右岸川崎市側の堰上流中州の右岸側
【ねぐら入り時刻】19:15
【ねぐら入りした時の照度】35ルクス
【観察内容】
18:50 やや上流の上空を200羽ほどが飛翔している。850ルクス
18:55 200羽は中州上を飛ぶ。630ルクス
18:57 一部が止まり始める。450ルクス
19:00 500羽が上空を飛翔する。330ルクス
19:05 止まっているツバメもいるが、水面上を1000羽ほどが飛翔する。140ルクス
19:10 大半のツバメが止まっているが、まだ周辺を飛翔するツバメも多い。43ルクス
19:15 ほとんどが止まっている。ねぐら入り。まだ騒がしい。35ルクス
ライトスコープでカウントすると、数は約1400羽。先週の場所を含む広い範囲。3分の2がヤナギの枝。残りは今年成長したヨシにねぐら入り。
頭上を飛翔して尾の長さが確認できた4羽のツバメのうち1羽(25%)が幼鳥。


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新二子橋上流(6/7)0羽

◇観察日  : 2010年6月9日(水) 17:55~19:10
◇天候    : 晴れ、微風
◇日没    : 18:56
◇観察者  : 加藤・澤村・富川・二宮(4名)
◇塒入り数 : なし
◇観察内容 :
         17:55 4羽が世田谷の街から飛来、ヨシ原上空を川崎方面へ飛び去る。
         18:00 3羽、ヨシ原上をすれすれに旋回飛翔。
             4羽、ヨシ原下流側のグランド上を旋回。   
         18:10 4羽、多摩川上空を旋回。
         18:36 3羽、上流側グランド上を飛び回る。
         18:45 3羽、街から飛来、ヨシ原上空を旋回後、上流側へ飛び去る。
         18:55 3羽、上流側から飛来、ヨシ原上すれすれに猛スピードで飛ぶが、
             止まる気配なし。
◇メモ    : ①アレチウリほかの除去作業;
           5月18日に次いで、本日ねぐら入り調査の前に第2回抜き取り作業を
           小1時間実施した。 アレチウリは80cmほどに伸びているものもある。
         ②ヨシは4m近くまで伸びているが、ざっと2007年の3,400㎡の半分弱
           にまで減少している。
         ③ツバメ以外に見られた野鳥;
           カワウ、アオサギ、コアジサシ、イワツバメ、ハクセキレイ、オオヨシキリ、セッカ、
           カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
         ④次回調査は6月23日の予定。                  以上

情報提供:澤村信之

2010.06.14

湘南国際村センター(6/5)約100羽

■調査地名 湘南国際村センター
■緯度 35.259229853446506
■経度 139.60945665836334
■調査地の住所 神奈川県三浦郡葉山町上山口1560-39
■観察年月日 2010年6月5日
■観察時間 18-19時
■ツバメのねぐら入り個体数 約100
■その他のツバメ類のねぐら入り
■ねぐら周辺の環境
■左記以外のねぐらの環境 ホテル形式の研修所
■ツバメが降りる場所
■左記以外のツバメが降りる場所 竹
■ねぐら面積 20m×10m=200?u
■メモ たまたま合唱団の合宿練習でここに来て、2007/7/28、2008/9/13、2009/12にツバメのねぐら入りを観察した。2010年は6/5という季節的に早い時期で、ツバメのねぐら入りは期待していなかったが、18時過ぎにツバメが集まって来て、竹に止まり始めた。すべて尾の長い成鳥だった。19時に竹に止まっているツバメを数えたら約100羽であった。

情報提供 粕谷和夫

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