2019.05.06

多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)(19/5/5)約50羽

【観察場所】多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)
【日時】2019年5月5日(日)18:30~19:00
【天候】晴れ
【日没】18:32
【観察者】渡辺仁
【観察場所】谷地川を渡渉した釣堀の奥(土嚢のダム付近)
【ねぐら入りした個体数】 約50羽以上
【ねぐら入りした場所】日野市栄町3丁目
【ねぐら入りした環境】ヤナギ(今年のヨシはまだ小さい)
【ねぐら入り時刻】18:50頃(詳細不明)
【ねぐら入り時の明るさ】不明
【状況】
マルハン方面で18時40分頃に50羽程度の飛翔がみられた。広く周辺を飛んでいるようだったが、その時点では谷地川の右岸側にいたのでねぐら入り行動そのものは観察できず。
ねぐら入り後にライトスコープでツバメを探したところ、ヤナギにねぐら入り後のツバメを確認した。死角も多かったのでもっと多い可能性も十分ある。
なお本年の調査は4月11日に開始し、その時点でツバメの200羽程度の集団飛翔がみられたが、ねぐらの位置の特定はできなかった。今シーズンのねぐら特定は本日が初。
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2018.08.06

多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)(18/8/5)15,000羽

【観察場所】多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)
【日時】2018年8月5日(日)18:30~19:30
【天候】晴れ
【日没】18:43
【観察者】渡辺仁,神山,滝島
【観察場所】釣堀の奥(土嚢のダムより手前)
【ねぐら入りした個体数】 約15,000羽
【ねぐら入りした場所】日野市栄町3丁目
【ねぐら入りした環境】ヨシ原及びそこに点在するヤナギ(面積は目測により約0.5ヘクタール)
【ねぐら入り時刻】19:07(日没24分後)
【ねぐら入り時の明るさ】3ルクス
【状況】
ねぐら入りまでの動きは昨日とほぼ同様。
ねぐら入り時に上空より複数のコシアカツバメらしき鳴き声を確認したが、ねぐら入りした個体は確認できず。
また、19時5分頃に多摩川上空を上流から下流方向へ飛翔するハヤブサを確認。双眼鏡では、何かを足につかみ、飛びながら捕食していた。おそらく状況からツバメかコウモリと思われる。

2018.08.05

多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)(18/8/4)15,000

【観察場所】多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)
【日時】2018年8月4日(土)18:30~19:45
【天候】晴れ
【日没】18:44
【観察者】渡辺仁
【観察場所】釣堀の奥(土嚢のダムより手前)
【ねぐら入りした個体数】 約15,000羽
【ねぐら入りした場所】日野市栄町3丁目
【ねぐら入りした環境】ヨシ原及びそこに点在するヤナギ(面積は目測により約0.5ヘクタール)
【ねぐら入り時刻】19:07(日没23分後)
【状況】
18時50分上空5000羽以上に増えてくる。上空だけでなくヨシ原上を低く飛び始め、一部は止まりはじめるが、
すぐに飛び立つ。
18:55 さらに増え1万羽程度が上空を乱舞。
19:00 かなりがヨシ等に止まり始めているがまだ上空を飛んでるものも数千羽いる。
19:02 花火大会開始(昭島)の花火の音に驚いて一斉に飛び立つ。しかし花火が静かなると19時3分頃またほとんどがねぐら入りする
19:04 まだ1000羽単位の群れが上空を飛翔しているが、続々と木の葉落としのようにねぐら入り
19:07 ほぼ全てがねぐら入り。

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2018.07.25

多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)(18/7/23)10,000羽

【観察場所】多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)
【日時】2018年7月23日(月)18:40~19:45
【天候】晴
【日没】18:54
【観察者】渡辺仁
【観察場所】昭島市富士見町側の多摩川堤防上(ねぐらまで約200m)
【ねぐら入りした個体数】 約10,0000羽
【ねぐら入りした場所】日野市栄町3丁目
【ねぐら入りした環境】ヨシ原及びそこに点在するヤナギ
【ねぐら入り時刻】19:15頃(日没21分後)→実際はもっと遅かったかも。
【ねぐら入り時の明るさ】8ルクス
【状況】
昭島市側から観察。
昭島側の堤防を越えて集まるツバメは多くないが、数百羽程度はいるようだ。
ツバメは主に日野市側の上空を飛んでいるのが見え、多摩川の河川水面上ぐらいまでは飛来するようだが、昭島市側の護岸まで来ることはないので迫力はない。
双眼鏡と望遠鏡を使って観察するとねぐら入りするツバメはよく見えるが、肉眼ではあまりはっきりしない。
19:05 ヨシ原上空をツバメが低く多数飛んでいる。50ルクス。
19:07 ヨシ原にツバメが止まり始める。
19:10 ツバメはかなりが低くなった場所のヨシ原に止まっている。22ルクス
19:11 まだかなりの大群、数千羽規模のツバメが上空を飛んでウンカのごとく舞っている。かなり距離が遠くて双眼鏡がないと確認できない。
19:15 ほとんどねぐら入りしたように見えるが遠いのではっきりと確認はできない。8ルクス。
ライトスコープで対岸からカウントしたところ少なくとも2100個体分の光った眼を確認できたが、カウントしている途中にツバメが眠り始めてしまったので、その数倍はいるだろう。
このヨシ原は、工事のせいか、あるいは出水のフラッシュのせいかは定かではないが、昨年の枯れたヨシがないので新しいヨシ原であり、夏になり3メートル程度に成長してきたのでねぐらとして使われるようなったと思われる。ヨシ原の中にはヤナギが散在しており、そのヤナギにもねぐら入りする。春先はこのようなヤナギにねぐら入りしていたが、ヨシも使うようになった。
広さは0.5ヘクタール程度か。今後はこのヨシ原で、しばらくねぐらは安定すると予想。

2018.07.18

多摩大橋下流(下水処理場放流口下流側竹林)(18/7/15)10,000羽

【観察場所】多摩大橋下流(下水処理場放流口下流側竹林)
【日時】2018年7月15日(日)18:40~19:45
【天候】晴
【日没】18:57
【観察者】渡辺仁、滝島
【ねぐら入りした個体数】 約10,0000羽(上空の飛翔数から推測)
【ねぐら入りした場所】日野市
【ねぐら入りした環境】竹林及びそれにからみついたクズ、周辺のオギ(数羽程度)
【ねぐら入り時刻】19:25頃(日没28分後)
【ねぐら入り時の明るさ】3ルクス
【環境】
地上高5-6mぐらいの竹林の端の長さ60-70mぐらいの範囲にねぐら入りする。
ねぐら入りの高さは3-4mぐらい。
竹林内では、竹林の内部でなく端部を使う。
今年は春先から7月1日までは、谷地川と多摩川の合流点近くの釣り堀近くのヨシ原・ヤナギをねぐらとして使っていたが、7月2日から下水処理場放流口下流側竹林に移動した。
2016~2017年の通称ひょうたん池、2017年の多摩大橋直下のヨシ原は今のところ使わず、より環境の悪い竹林を使っている。ツバメの個体数が増えてきているが、これらを収容できる大きなヨシ原がない事が問題と思われる。
多摩川で竹林主体の環境にねぐら入りするのは文献も含めて初めての記録である。(ヨシ原の周辺部の竹林に少数が入った事例はある)

Photo

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↑2018/7/8撮影

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↑2018/7/8撮影

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↑2018/7/14撮影

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↑2018/7/14撮影

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↑2018/7/15撮影

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↑2018/7/15撮影

2018.05.05

多摩大橋下流(18/5/5)1,200羽

【観察場所】多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)
 釣り堀の一番上流側から観察
【日時】2018年5月5日(土)18:00~19:30
【天候】快晴
【日没】18:32
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 約1,200羽(上空の飛翔数から推測)
【ねぐら入りした場所】谷地川合流点付近の池(釣り堀として利用されている)と多摩川の間
              (住所としては日野市栄町三丁目) 
【ねぐら入りした環境】ヤナギ、ヨシ
【ねぐら入り時刻】18:54頃(日没22分後)
【ねぐら入り時の明るさ】6ルクス
【観察内容】
18時35分 50程度が飛翔。220ルクス
18時37分 100羽程度が下流から飛来。
18時40分 さらに200羽程度が飛来する。囀っているものが多い全て成鳥。85ルクス
18時45分 さらに多数が飛翔する。高度を下げている個体もいる。35ルクス
18時46分 高度を下げて植生上低く流れるように飛翔する。
18時50分 高度を下げて流れるように飛翔する個体が増えるが、だ上空を大群で飛び回っている個体もいる。全体で1000羽以上。
18時54分 高度を下げて一昨日と同じ場所にねぐらいり。木の葉落としで入る個体もいる。6ルクス。
18時55分 遅れて飛来した数羽の群れが3群ほどねぐら入り。最終的に1200羽程度が入ったと思われる。
脚立(高さ2m)の上からライトで観察すると、ヤナギ1本の低い位置に多くがねぐら入りして、100羽程度の目が反射して、クリスマスツリーのよう。しかし北側にも多くが入っているようで全部が見えるわけではない。ヨシにも少しが入ってるようだ。
ヨシはここ数日で大きく成長し、高いもので1.8m程度となる。ヨシに移動するのも近いと思われる。
なお、ヤナギ付近の環境を確認するため、明るい内にヤナギの根元の環境を確認しようとしたが、ねぐら周辺は水面となっており、長靴では容易に近づけず確認できなかった。ヤナギも水面上に生育しているのかもしれない。
ねぐら入りした環境の近くのヨシ原からヒクイナの声が調査中時折していたが、日没後はヒッヒッヒッとずっと鳴き続けていた。
また、一昨日までいたオオバンの姿を見なかった。

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2018.05.04

多摩大橋下流(18/5/3)1,000羽

【観察場所】多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)
 釣り堀の一番上流側から観察
【日時】2018年5月3日(木)18:00~19:30(日野市側) 20:00~20:30(昭島市)
【天候】晴(雲多い)
【日没】18:29
【観察者】渡辺仁、福本
【ねぐら入りした個体数】 約1,000羽(上空の飛翔数から推測)
【ねぐら入りした場所】谷地川合流点付近の池(釣り堀として利用されている)と多摩川の間
              (住所としては日野市栄町三丁目) 
【ねぐら入りした環境】ヤナギ、ヨシ
【ねぐら入り時刻】18:49頃(日没20分後)
【観察内容】
18:10 上空50羽程度がまばらに行ったりきたり。
18:20 ツバメ上空に50羽ほどが飛翔。400ルクス
18:29 さらに50羽が上空から飛翔する
18:30  280ルクス
18:35 約200羽が集まってきて上空を飛翔。180ルクス
18:40 さらに集まってきて上空を約1000個体が飛翔する。48ルクス
18:42 上空高くをウンカのように大群が飛翔する。28ルクス
18:45 高度低く大群で流れるように飛ぶ。18ルクス
18:48 ヤナギ林とヨシに止まり始める。10ルクス
18:49 止まり始めてからあっという間に飛翔するツバメが見えなくなる。ねぐら入りは終了したようだ。 7ルクス。(5ルクス未満でねぐら入りするのが多いので今日は明るいうちにねぐら入り)
脚立(高さ2m)の上からライトで観察すると、ヤナギ1本の低い位置に多くがねぐら入りして、100羽程度の目が反射して、クリスマスツリーのよう。しかし北側にも多くが入っているようで全部が見えるわけではない。ヨシにも少しが入ってるようだ。
その後、昭島市側に移動して多摩川左岸側からライトスコープで観察。主にヤナギに、少数がヨシに入ってるのが確認できる。

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ヨシ原の中にバンがねぐらをとっていた

2018.05.02

多摩大橋下流(18/5/1)1,000羽

【観察場所】多摩大橋下流(谷地川合流点付近の釣り堀付近)
【日時】2018年5月1日(火)18:30~19:30
【天候】快晴
【日没】18:27
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 約1000羽(上空の飛翔数から推測)
【ねぐら入りした場所】谷地川合流点付近の池(釣り堀として利用されている)と多摩川の間
              (住所としては日野市栄町三丁目) 
【ねぐら入りした環境】ヤナギ
【ねぐら入り時刻】18:50頃(日没23分後)
【観察内容】
谷地川側東光寺グラウンド側から観察しながらアプローチ。
18:30 すでに谷地川付近を飛び回っているが、いったりきたりで広い範囲を飛翔している。
18:40 釣り堀の上空を群れが飛翔。1000羽程度はいたものと思われる。
18:50 大分暗くなった頃、釣り堀となっている池のあたりの奥を低く飛翔しているツバメが見えたので
そのあたりにねぐら入りしたと推測。
谷地川を渡渉し、釣り堀の一番奥までアプローチして、ライトと双眼鏡でねぐら入りしたツバメを
探すと、40メートル先のヤナギにねぐら入りしたツバメを確認できた。非常にみづらい場所である。
ひょうたん池より850mほど下流となる。
3日かけて、ツバメの飛翔方向を追いかけ、最終的に場所を特定できた。
当地はもしかすると、昭島側から多摩川を渡渉してアプローチした方が近くまでいけるかもしれない。
まだヨシは1~1.2メートル程度の成長で背が低い。ヤナギは葉が茂っており、これからツバメの数が増えていけば収容できなくなるだろう。ヨシが成長すると、ひょうたん池かあるいは別のヨシ原に移動すると思われる。

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2018.04.22

多摩大橋下流ひょうたん池(18/4/21)600羽

【観察場所】多摩大橋下流ひょうたん池
【日時】2018年4月21日(土)18:00~18:50
【天候】快晴
【日没】18:20
【観察者】渡辺仁、渡辺直美
【ねぐら入りした個体数】 約600羽(撮影した飛翔写真のカウント結果から推測)
【ねぐら入りした場所】詳細不明。飛翔の動きからおそらくひょうらん池より下流側(東側)さほど遠くないと思われる
【ねぐら入りした環境】不明。ヨシはまだ成長していない。
【ねぐら入り時刻】18:48頃(日没28分後)
【観察内容】
18:25 ツバメ50羽程度がひょうたん池上空高く飛翔。下流側に飛び去る。
18:30 その後しばらくは少数がいったりきたりする程度
18:40 急に数が増え、ひょうたん池周辺低く飛び回る。その数500羽程度。ひょうたん池のヨシ原や水面の上等も飛び回るが、おそらく下流側に飛び去る。
18:43 姿も見えなくなり声も聞こえなくなる。おそらくねぐら入りしたと思われる。ひょうたん池には入っていない。おそらく下流側のさほど遠くない場所にねぐら入りしたと思われる。

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2018.03.26

第3回多摩大橋下流ひょうたん池ヨシ原管理活動

2018年3月24日の第3回の多摩大橋下流ひょうたん池ヨシ原管理活動を実施しました。
今回は八王子・日野カワセミ会の6名の少人数で、ヨシ原を圧迫するクズ、ノイバラ、竹、ニセアカシア等の伐採・抜根を行いました。
ツバメの集団ねぐらが形成されるひょうたん池ですが、ヨシ原の面積は小さく、他の植物に被圧されつつあることが確認されており、このままだと乾燥化・遷移が進みヨシ原が衰退することが想定されます。
今回の活動でも、ヨシ原を少しでも長く良好な状態に保ち、ツバメの集団ねぐら環境として維持される事を目的として、ヨシ原の中のクズ、ノイバラ、竹、また、ひょうたん池周辺部のニセアカシアも一部伐採しました。
今春はツバメの飛来も早く、ひょうたん池周辺では早くも飛来して、さえずりながら飛ぶツバメを観察できました。
少しでもツバメの集団ねぐら環境が継続するよう、ヨシ原の管理活動は長く継続する必要があります。皆さんのご協力をお願いします。

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