府中四谷橋下流の集団ねぐら状況(7月10日)
【観察時刻】2004/7/10 18:50~19:45
【日没時刻】18:59
【天候】晴れ(夕立後の雨上がり)
【観察場所】左岸側四谷小学校前
【調査者】渡辺仁、緒方直美
調査結果は以下のとおり
【ねぐら入りの場所】 例年のヨシ原(ホームレスの影響か、歩道よりは上流側に集中)
【ねぐら入り個体数推定】 15,000羽 ±3,000羽 (ねぐら入り後実個体カウント6,800羽)
【ねぐら入り終了時刻】 19:25
【ねぐら入り時の明るさ】 8.9ルクス
【観察時の状況】
当日は日本野鳥の会の東京支部の観察会が予定されていましたが、残念ながら雨のため中止のようでした。その後、雨が上がったので、観察に出かけると素晴らしいねぐら入りが観察できました。
19:00頃からヨシ原の上を飛び回り、19:20頃にはいったんヨシ原に入りました。その時点では、歩道の上流だけでなく下流側にも広く止まっていたのですが、その後、一斉に飛び出し、上空を乱舞しました。その後は、歩道の上流側に集中してねぐら入りしました。上流側はヨシのある部分に集中していましたが、さらに上流側に広く薄く分布しているようでした。歩道の下流側にはほとんど入りませんでした。
ねぐら入りの時刻は19:25頃です。しばらく騒がしかったのですが、すぐに静まりました。
情報提供・撮影:事務局担当 渡辺仁
« 睦橋下流の集団ねぐら状況(7月7日) | トップページ | 福生南公園の集団ねぐら状況(7月11日) »
「ツバメの集団ねぐら情報(府中四谷橋下流)」カテゴリの記事
- 府中四谷橋下流(2016年7月2日)30羽(2016.07.18)
- 府中四谷橋下流(2016年6月28日)500羽(2016.07.18)
- 府中四谷橋下流の各種観察会中止のお知らせ(2015.07.24)
- 府中四谷橋下流(7月18日)500羽(2015.07.19)
- 試験ヨシ刈り区のヨシ生長量の調査を実施しました(2014.10.30)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
本日は東京支部のツバメ塒入り探鳥会の予定でしたが,夕方からの悪天候の為に中止になってしまいました。
が,やはり気になり皆様とお別れしたあとにこっそり見に行きましたのでご報告です。
府中側には行かずに,聖蹟桜ヶ丘駅からすぐの場所から対岸を眺める様にして観察したところ,6時50分頃からツバメが集まりだし,7時15分頃に約4000羽のツバメが上空を舞っていました。天気はその時間にはすっかり回復し,雲の切れ目から見える夕焼けをバックにしてツバメ達が舞っている姿はとても美しく,集まってくださった東京支部の参加者の皆様にもお見せしたかったなあとちょっと残念でした。7時30分にはすっかりざわめきも静まり,暗くなりかけたので引き上げましたが,それでもまだ大丈夫か?と思われるような明るさでした。
ただ,やはり多摩市側からだと葦原に入っている姿は手前の葦に隠れて見えず,たまにとまっていてもスコープを立ててなお遠くて暗く,やはり府中側の土手から見ないとと思いました。
簡単ですがご報告です。
情報提供:日本野鳥の会東京支部 井守美穂さん
投稿: 渡辺仁 | 2004.07.13 02:26