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2004.07.26

ヨシとオギの違い

ツバメの集団ねぐらとなる環境で、ヨシとオギが重要なポイントになってきますので、府中四谷橋下流の
集団ねぐら周辺にあるヨシ原とオギ原の違いを説明してみます。
多摩川の中上流部では、ヨシ原がほとんどなく、オギ原ばかりです。
今年は残ったヨシ原がヤナギやオギ等に圧迫されてさらに少なくなっていることが集団ねぐらの位置が
安定しない原因だと思われます。

ヨシとオギの大きな違いは、
→ヨシは葉が茎から横に出る
→オギは葉が根元から上に出る
当然ながらオギは下から出る分、葉が細長くなるため、不安定になると思われます。
対してヨシはほぼ横に葉が出て、葉が短いため安定し、なおかつ葉が横なので止まりやすいと思われます。

生育環境は、ヨシはより湿った泥の堆積の厚い環境、オギはより乾燥した環境を好むようです。

ちなみに ヨシ=アシ で同じものを指します。標準和名はヨシです。

DSCN2395s.jpg
↑ヨシとオギを並べてみると 左:ヨシ  右:オギ

dscn2399s.jpg
↑ヨシ原 葉が茎から横に出ているのがわかります。ツバメが止まりやすい。

dscn2402s.jpg
↑オギ原 葉が下から上に出ているのがわかります。ツバメが止まりにくい。

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コメント

はじめまして
見沼と申します。
写真と解説が非常に素晴らしくて感動しました。
私は多摩川ではないですが、埼玉県の芝川の見沼地域の自然環境の研究をしていてオギとヨシの違いにはいつも頭を悩まされていました。
写真の解像度がここまで高いのは他になく,大変ありがたいです。
これからも宜しくお願いします!
宜しかったらぜひ情報交換お願いします。

ありがとうございました

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