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2004.08.17

府中四谷橋下流の集団ねぐら状況(8月16日)

府中野鳥クラブ第14回定期観察会

観察地:多摩川四谷橋下流の河川敷
8月16日(月) 18:20~19:12
観察者:大室清、岡村肇子、鮫島宗平、島田妙子、田中香代子、田中正仁、古山敏雄

 ねぐら入りするツバメの数が最盛期より減ってきました。16日にねぐら入りした
ツバメは15,000羽±2,000羽と推定しました。

18;27 ツバメ12羽が上流から飛んでくる。
18:30 続いて、30羽が上流からアシ原の上をすれすれに飛んでくる。
18:32 約50羽がアシ原に入ってくる。
18:36 聖蹟のゴルフ場方向の上空に約500羽が舞う
18:41 四谷橋上空から、次々と飛んでくる。上空2,000羽を超える。
18:48 上空10,000羽を超える
18:54 ねぐら入りを始める。左側のアシ原にも数百羽ねぐら入りする。
19:12 観察を終える。

そろそろ、ツバメのねぐら入りも終わりに近づいてきたようです。
来週は、どのくらいになるか興味がわきます。

世田谷の集団ねぐら状況(8月11日)

 8/11実施の調査結果を下記通り、ご報告申し上げます。

塒入り個体数は1週間前とほぼ同じですが、昨年に較べると、
減少しています。

   ----------------------
A) 新二子橋上流(水道局用地:河口から19km):
【観察時刻】  17:45~19:00
【日入】     18:35
【天候】     晴れ
【観察者】    久米・舘野(圭)・富川・蜂谷・宮森
【塒入り推定個体数】  500羽±
【状況】     17:45 2羽飛び始め、去る
          18:17 2羽飛来し去る
          18:19 野川方面より1羽飛来、飛び去る
          18:20 この頃から数羽ずつ低く飛び始める
          18:25 13羽ヨシ原すれすれに飛翔
          18:33 30-40羽がかなり上空高く飛んだり、ヨシ原
              すれすれに凄いスピードで飛翔。 辺りは薄暗く
              街の明かりが輝き始める。 ヨシ原に止まり出すのも
              いるが、定着せず。
          (18:35 60~70頭のコウモリ出現)
          18:40 100羽かなり高い上空を旋回。 以後、150、300と
               ふえる
          18:50 500羽塒入り終認
【特記事項】  ・今回の塒入り場所はいつものヨシ原手前部分ではなく、奥の
          方のヨシ原。 その変更の理由はつかめず。
         ・ダイサギ10羽の群れ上流へ、チョウゲンボウ1羽・ベニスズメなど
         多摩川横断。

B) 大田区との区境(河口から14km):
【観察時刻】   17:45~19:00
【観察者】     斎藤・瀬尾・廣田・松田・澤村
【塒入り個体数推定】   150羽
【状況】      17:45 ツバメ5羽 川面を飛ぶ
           18:00 ヨシ原を8羽飛び去る 
18:10 5羽ヨシ原上空、5羽水面を飛翔
           18:40 20羽ほど塒入り
           18:45 40羽ほどになるが、落ち着かず
           18:50 100羽にふえる
           18:53 150羽で落ち着き、塒入り完了
【特記事項】   ・従来とは異なり、塒入りの場所がヨシ原下流部分から少しばらつき、
           広がる。
          ・ワカケホンセイインコ三群の60羽が多摩川を川崎側から横断し、大岡山
           方面の塒へ向かったと思われる。  

情報提供:世田谷の野鳥環境を考える会 澤村信之さん

府中四谷橋下流の集団ねぐら状況(8月9日)

府中野鳥クラブ第13回定期観察会の報告

8月9日(月) 18:20~19:25
観察地:多摩川・四谷橋下流の河川敷
天候:くもり 観察者:大澤、大室、島田、中村、古山(悦)、古山(敏)

 前日の8月8日(日)に2回目の標識調査を実施したので、ねぐら入りするツバメ
の減少を心配したが、その心配は見られなかった。前日とだいたい同数に近いツバメ
がねぐら入りをした。

18:20 3羽が上流からアシ原の上に現れる。
18:25 10羽が上流からアシ原の上に。
18:32 50羽ほどの群れが上空に現れる。
18:46 北側、四谷小学校上空の高い位置から群れになって飛んでくる。
18:48 上空の高いところを5000羽ほどが舞う。その数がだんだんと増えて
くる。
18:54 アシ原の上を飛ぶようになる。
18:55 一斉に上空に舞い上がる。2度ほど繰り返す。
19:03 アシ原に止まりはじめる。ねぐら入りをする。
19:25 観察を中止する。

ねぐら入り入りしたツバメは20,000羽±2000と推定した。
ほとんどが正面から右側のアシの上にねぐら入りした。

情報提供:府中野鳥クラブ 古山敏雄さん

2004.08.09

府中四谷橋下流集団ねぐらで標識調査を実施(8月8日)

8月8日、府中四谷橋下流集団ねぐらで自然環境アカデミーの方々が主体となって標識調査を実施しました。
ツバメ86羽、オオヨシキリ4羽、ホオジロ1羽が捕獲され、トラブルなく標識されて放鳥されました。
成鳥と幼鳥の違い、そして当年産まれの幼鳥で、換羽が進みかけているもの等を解説して頂き、有意義でした。
ここで標識されたツバメの行方の情報がいつか入ることを祈っています。

P8080091ranbu.jpg
上空を乱舞するツバメの大群

P8080060ami.jpg
かすみ網の設置状況

P8080098amitsubame.jpg
かすみ網にかかったツバメ

P8080112ring.jpg
標識リングをつける

P8080107seiyou.jpg
右:幼鳥 左:成鳥  虹彩の色 喉の羽色 嘴の根元の色 等が違う

情報提供 撮影 : 事務局担当 渡辺仁

2004.08.04

府中四谷橋下流の集団ねぐら状況(8月2日)

8月2日、府中野鳥クラブの第12回定期観察会、四谷橋下流のねぐらの報告です。

8月2日(月) 18:15~19:30
観察者:大室清、岡村肇子、島田妙子、古山敏雄

18:16 風強し、ヨシ原がゆれている。ツバメの姿は1羽も見えず。
18:29 上流から30羽の群れが飛んでくるが、下流のほうへ飛んでいく。
18:42 多摩川より、川の上を下流方向へ30羽の群れが飛ぶ。
18:43 下流方向の川の上、空高く、200羽ほどが群れはじめる。
18:48 ツバメがどんどん集まってくる。
18:50 観察場所から下流方向、トヨタカローラの看板が見える方向の空で約
3,000羽が群れている。
19:00 正面の空を10,000+のツバメが乱舞している。まだ、アシ原のま
だ降りてこない。アシ原の上から上空まで、空いっぱいにツバメが群れている。
19:05 アシ原の上を飛び始める。
19:10 アシ原の上に止まりはじめる。観察場所に近いところにも止まる
19:30 ツバメの声がしなくなった。

今回はかなり観察場所から近いところにねぐら入りしていた。
ねぐら入りしたツバメは20,000羽±3,000羽と推定した。

情報提供:府中野鳥クラブ 古山敏雄さん

府中四谷橋下流の集団ねぐら状況(7月26日)

府中野鳥クラブ第11回定期観察会 
多摩川・四谷橋下流

7月26日(月)18:30~19:45
天候:くもり、風:弱
観察者:大室清、岡村肇子、島田妙子、田中香代子、田中正仁、古山敏雄

 四谷橋方向は夕焼けできれいな風景を望めたか、我々の頭上から下流に向かっては
雲が低くたれていた。ツバメがねぐらに集まり始めたのは19時を過ぎてからであっ
た。いつもは上流から四谷橋を越えて集まってくるツバメが多かったが、今日は下流
方向から集まってくるツバメが多かった。また、アブラコウモリも群れをなして飛ん
でいた。
 ツバメはヨシの高いところを中心にとまり、24日(土)の観察時よりさらに数が
増えた。推定、25,000羽±3,000羽がねぐら入りをした。


18:33 アシ原の上を4羽のツバメが飛ぶ。
18:45 下流方向から6羽が飛んでくる。
18:52 さらに下流方向から20羽が飛んでくる。
18:56 観察地点から正面のニセアカシアの周りを10数羽が飛ぶ。
19:02 四谷橋上空からと反対の下流の方向からも集まり始めた。
19:05 上空に集まり始める。。
19:10 アシの上にとまりはじめる。いつものような止まっては上空に上がる行
動があまり見られない。暗闇にまみれて集まってくるような感じがする。
19:15 カンウントを開始する。
19:45 観察を終える。

情報提供:府中野鳥クラブ 古山敏雄さん

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