当会は、2005年も府中四谷橋下流の集団ねぐらで標識調査を実施しました。
その結果報告です。
2005年7月24日 17:30~21:40 曇りのち雨
鳥類標識調査従事者2名を含む総数21名が参加してくれました。
ありがとうございました。
17:30頃より網を設置開始
18:00頃設置完了 通路上に5枚、内3枚分が2段で合わせて8枚。
しばらく観察しながらオオヨシキリを狙うが成果無し。
18:45頃から網を高くしツバメ狙いで行う。今年は去年より大分個体数が多く感じられ網にどんどん入っていく。
19:15頃塒より、手におえなくなる前に回収に入る。
府中四谷地区でのねぐら入り聡個体数は全体でおそらく15,000~20,000個体程度か。
20:00までに撤収を完了
21:40リング装着終了 解散
全放鳥数は
ツバメ118羽
オオヨシキリ2羽
です。
ツバメ内訳は
♂A(♂成鳥)6羽
♀A(♀成鳥)5羽
UA(性不明成鳥)5羽
UJ(性不明幼鳥)102羽
オオヨシキリは全てUJ(性不明幼鳥)でした。
落鳥個体は0です。
残念ながら今回も他で足輪をつけた鳥の再捕獲Rcはありませんでした。
去年放鳥した個体は元気にしてるでしょうか?
今回は成鳥比率が異常に高かったです どうしてでしょうね?
また、調査終了と同時に大雨となり、欲張ってもう1回捕獲などをしなくて正解でした。
無事今日の調査は終了です。
世界のどこかで再び捕獲回収されることをねがって。
今回の足環番号です。
2005年7月24日
ツバメ2U-66296~2U-66413
オオヨシキリ3D-29630~3D-29631
以上です。
情報提供(自然環境アカデミー 峯尾雄太さん 本文加筆および写真撮影 事務局渡辺仁)

放鳥した成鳥オス

設置した網で捕獲されたツバメ