中央高速談合坂サービスエリアに1万羽(7月22日)
■調査地名 中央高速道上り談合坂サービスエリア
■調査地の住所 山梨県上野原町
■報告者のお名前(団体名) 粕谷和夫
■観察年月日 2007.7.22
■観察時間 15:30-19:50
■ツバメのねぐら入り個体数 10,000+
■その他のツバメ類のねぐら入り イワツバメのねぐら入前の高圧線電線集合約130羽
■左記以外のねぐらの環境 高速道路サービスエリア
■ツバメが降りる場所 樹木
■左記以外のツバメが降りる場所 樹木は背の低いケヤキ
■ねぐら面積 ケヤキ15本、約100
■メモ 15時30分現場到着、イワツバメ約30羽の集団がサービスエリア上空を低く高く飛び交っていた。巣は無く、巣への出入りではない。17時過ぎ、近くの高圧電線に約130羽止まっているのを確認。電線から飛び出したり、また戻ったを繰り返していたが段々数が減っていく。18時10分頃には1羽もいなくなった。飛んで行った先はサービスエリア上空である。イワツバメのねぐら入前の集合行動とみられる。
ツバメは18時30分頃から上空に急に増え出す。小雨模様で低い空を飛び交う。久しぶりに見る大規模ば集団だ。カウント不能であるが、1万羽を上回る数と推定される。
18時50分頃からケヤキに止まりだす。相変わらず大群が飛び交っていたが、19時10分頃ほぼねぐら入り終了。ハクセキレイ数羽もケヤキに入った。暗くなったので、懐中電灯でねぐら入後のツバメを観察した。ねぐら入直後はツバメが鳴き交い賑やかだ。ねぐら入した場所は高さ10m以下の低いケヤキでサービスエリア東側(東京寄り)の大きなトイレ棟の周辺であるが、トイレ棟の東側ケヤキ13本のケヤキに集中していた。トイレ棟の北側のケヤキ2本にも入っていたが数羽しか認められなかった。サービスエリア西側(大月寄り)トイレ棟周辺やサービスエリア南側のケヤキにはツバメは入っていなかった。
イワツバメも探したが、認めることができなかった。
トイレ棟の東側ケヤキ13本のケヤキの下を三脚を担いで歩いても逃げ出すツバメは1羽も無かった。人の活動場所の近くをねぐらとして選んだことによるものか、興味深い。
上空を異様とも思える飛び交うツバメに注目する人は殆どなく、わずか数名が観察中の私に「何の鳥か」と聞いてきた。19時50分観察終了。
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