しぶとい晩秋のアレチウリ(11月4日)
9月初旬の台風による増水により、多摩川ではかなりの量の外来種アレチウリが流出し、結実前の時期だったこともあり、かなりのダメージを与えたはずでした。
しかし、府中野鳥クラブの大室さんから、「数は少ないものの、またアレチウリが発芽している」との情報を受け、府中四谷橋下流のヨシ原に行ってみることにしました。
すると、確かに、結構な数のアレチウリが発芽していました。ヨシやオギも流出し、日当たりが良くなったせいもあるのか、あちこちで小さな芽が出ていました。発芽しても、この時期だし、一年草のアレチウリは、開花することも結実することもなく、枯れていくのだろうと安易に想像していました。
ところが、アレチウリのしぶとさを実感することになりました。夏のようにヨシ原をおおいつくすように大型化しているわけではないのですが、小さいながらも、結構な数のアレチウリが開花、結実しているのです。中にはわずか10センチ程度の小さなアレチウリが開花、結実(幸いにもまだ種子散布はされていなさそう)しているものもあるのです。
結局、ヨシ原に生えていた180本ほどのアレチウリを除去しました。およそ6割ぐらいが開花、3割ぐらいが結実していたようです。来年、アレチウリは激減することを期待しているのですが、どうなるでしょうか。
(事務局 渡辺仁)
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