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2008.06.26

世田谷新二子橋上流(6月25日)100羽

◇調査日  : 2008年6月25日(水) 17:45~19:20
◇天候    : 曇り、風弱し
◇ねぐら入り個体数: 100羽
◇ねぐら入り時間  : 19:10
◇メモ    :
  18:07  3羽ヨシ原上空を通過
  18:15  2羽ヨシ原上空に飛来、多摩川方面へ飛び去る
  18:44  21羽上流方向から飛来、下流へ向かう
  18:45  10羽ヨシ原の上を行き来する
  18:55  10羽ヨシ原スレスレに猛スピードで飛び回る
  18:59  4羽ヨシに止まるがすぐに飛び去る
  19:01  街からの飛来分を含め、50羽が頭上を飛び回る
        数羽ギシギシに止まる
  19:05  100羽がヨシ原スレスレに飛び回る
  19:09  50羽奥の方のヨシ原に止まる
  19:10  100羽のねぐら入り
        6羽が小回りに飛び回る
◇特記事項
  ・ヨシ原の一部に雑草(ネズミムギ・イヌムギ・セイタカアワダチソウなど)
  が繁茂し、ヨシ原の面積は昨年の5分の3ていどに減少。アレチウリは
  今のところ、見当たらない。

(情報提供:世田谷トラストまちづくり野鳥ボランティア 澤村)

2008.06.24

府中四谷橋下流集団ねぐら(6月23日)200羽!

 ついに、今年初めて当地で集団ねぐらが見られました。
 四谷橋下流のヨシ原全体に分散してねぐら入りしました。
 途中、雨が降り始めましたが傘をさして、ライトスコープでキラキラ輝く宝石をちりばめたような光景にため息がもれていました。
 アレチウリの除去などでヨシ原が復元したことが、ねぐらの復活につながったと思います。さらに以前のような数になることに期待したいと思います。

◇観察日:2008年6月23日(月)  17:45~19:20
◇天候:曇のち雨  風:弱 
◇ねぐら入り数 約200羽
◇ねぐら入り時間 19:08      
◇メモ 
・17:45~17:56 下流側の草原を旋回するツバメの群れが見られる
・18:01~   高いところからヨシ原に降りてくるツバメが多い
・18:06~   ヨシ原の上を低く旋回しはじめる
・18:28~   ヨシ原の上に約80羽ほどに増える
・18:33~   四谷橋を越えてヨシ原へ飛んでくる群れが見られる
・18:49~   ヨシ原全体に広がって旋回、数が増える
           アブラコウモリが飛び始める
・19:08    ねぐら入り
        ライトスコープを使いねぐら入りを確認
・19:20    雨が降りはじたので観察を中止する

・ツバメ以外の野鳥 11種
 カワウ、カルガモ、トビ、チョウゲンボウ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス

(情報&写真提供:府中野鳥クラブ 古山・大室)

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2008.06.22

二ヶ領上河原堰上流(6月21日)1,500羽

【場所】二ヶ領上河原堰上流
【日時】2008年6月21日(土)18:40~19:30
【天候】雨
【ねぐら入りした個体数】1500羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原等
【観察ポイント】右岸側(川崎市側)川岸
【観察内容】
雨が強かったので、小やみの時間帯を狙って観察した。

18:40 中州のヨシ原上空低く飛翔している。
18:50 上空のツバメの群れが大きくなり、ぐるぐると回るように乱舞する。
18:55 川崎側の中州のヨシ原に入り始める。
19:05 ほぼねぐら入り終了。天気がわるいので空が暗く、ねぐら入りはいつもより早い。
ライトスコープで確認すると、ねぐら入りの場所は、先々週より大分広がり、中州のヨシ原(中央部より上流側)の大部分に広がる。それ以外の場所では中洲の川崎側下流よりの水際のオギ原の中の何かの枝にねぐら入りするものもいる。

(渡辺仁)

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2008.06.15

福島県郡山市五百淵公園のツバメ集団ねぐら(6/15)

多摩川ではありませんが、福島県郡山市の五百淵公園にツバメの集団ねぐらの観察に来ました。

五百淵公園は、東北新幹線郡山駅からほど近い住宅地の中にあるため池です。
公園そのものはまわりの山林も含め15.2ヘクタールあるそうですが、ため池そのものは、
400m×200mほどで8ヘクタールほどでさほど大きくありません。
北西側の一角にヨシ原がありますが、100m×100mほどです。
ため池のまわりは斜面や樹林が多く、広々としているよりは、囲まれている印象の環境です。

説明看板には「特にヨシ原に群がるツバメは全国的に有名である」の記載がありました。

ヨシ刈りされているだけあって、ヨシの成長はよくて綺麗です。一部、ヨシ刈りされていない場所も
あって、去年の枯れたヨシが残っている場所がありますが、ヨシ刈りされている場所と比較して
かなり成長の差があるようです。

観察結果は以下のとおり。ピーク時には数万羽が集まるそうですが、まだ規模は小さいです。

【場所】福島県郡山市五百渕公園
【日時】2008年6月15日(日)18:30~20:30
【天候】晴れ
【ねぐら入りした個体数】150羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原
【観察内容】
18:30 ため池水面上を飛ぶツバメは1羽しか見つからない。
18:50 水面上を飛ぶツバメは数羽程度。
19:02 20羽程度が上空を飛ぶ。
19:10 やや増えてきて、80羽ぐらいが上空を飛ぶ。チョウゲンボウがツバメの群れにつっこみ、脚で
とらえようとする。
19:08 ヨシ原周辺を飛び出す。
19:15 ヨシの枯れた茎に止まりだす。
19:22 ほぼねぐら入り終了。ライトスコープで確認すると約150羽が、水際のエッジ部に昨年の枯れたヨシの茎が傾いている場所ねぐら入りしている。

(事務局 渡辺仁)

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2008.06.10

府中四谷橋下流の集団ねぐら状況(6月8日)

【場所】府中四谷橋下流左岸
【日時】2008年6月8日(日)20:00~20:10
【天候】曇り
【ねぐら入りした個体数】1羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原
【観察ポイント】左岸側府中市堤防上
【観察内容】
暗くなってから、ライトスコープで一帯のヨシ原を調査した。
遊歩道より上流側のやや高くなったヨシ原の昨年の枯れた茎に1羽のみがねぐら入りしているのを確認した。
また、夜間でもオオヨシキリがさえずっている。

アレチウリ激減!
昨年9月の台風9号の影響か、今年はアレチウリがほとんど観察できない。
昨年は5月末に1万本も駆除したのに、今年は駆除の実施が、対象となるアレチウリが見つからないため、延期となった。
ヨシ原の成長も良好なように見える。今年こそはツバメが戻ってくることを期待しましょう。

二ヶ領上河原堰上流(6月7・8日)の集団ねぐら状況

【場所】二ヶ領上河原堰上流
【日時】2008年6月7日(土)18:30~20:00
【天候】快晴
【ねぐら入りした個体数】300羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原
【観察ポイント】左岸側(川崎市側)川岸より右岸側(調布市側)堤防上に移動
【観察内容】
18:40頃から中州(右岸側の中州)の上空を飛翔し始める。その後も、三々五々、上空や水面上を集まって来て、19時頃には約300羽の群れとなって乱舞する。
19:15分頃、かなり暗くなってから、ねぐら入りして見えなくなる。
当該中州には、左岸側から見る限り、ヨシ原のパッチが3カ所ほどあるが、ライトスコープで丹念に探してみると、そのうちの一つ、中州の中ほどにある周囲より少し高いヨシ原にねぐら入りしているのを確認した。

また、その後、右岸の調布市側に観察ポイントを移し、ライトスコープで左岸側の三日月状の中州を探すと、下流側のヨシに1羽だけがねぐら入りしているのを確認した。


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【場所】二ヶ領上河原堰堰上流
【日時】2008年6月8日(日)18:40~19:30
【天候】曇り
【ねぐら入りした個体数】300羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原及びオギ原
【観察ポイント】右岸側(川崎市側)川岸
【観察内容】
18:40頃から中州(右岸側の中州)の上空を飛翔し始める。その後も、三々五々、上空や水面上を集まって来て、19時頃には約300羽の群れとなって乱舞する。
一旦、19時頃に昨日と同じヨシ原にねぐら入りしたが、19:02、再び舞い上がる。
19:05、ねぐら入りする。
昨日と同じ場所(ヨシ原)に大半は入ったようだが、ライトスコープで丹念に探してみると、同じ中州の入り江状になった奥あたりのオギの側面(右岸側)に、50羽ほどがねぐら入りしているのを確認した。オギの上ではなく、群落の側面の横に入っているのがわかるが、オギのどの部位に止まっているのかは、丹念に見たものの距離が遠く解明できなかった。昨年の枯れた茎が倒れたものかもしれない。

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