二ヶ領上河原堰上流(7/20)2万羽
【場所】二ヶ領上河原堰上流
【日時】2008年7月20日(日)18:30~19:50
【天候】曇り(やや晴れ間あり)
【ねぐら入りした個体数】約20,000羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原及びヤナギ林(2つの中州)
【観察ポイント】左岸側(調布市側)堤防
【観察内容】
18:40 まだ数は少ないがそれでも数百羽が周辺を飛び回っている。
18:45 右岸側の入り江のある中州のヤナギの高木数本の先に止まったり、飛び出したりの繰り返しが始まる。左岸側の中州のオギ原の上も多数が集まって、止まったり、飛び出したりの繰り返し。
最終的に、中州の高木のヤナギの一番高い木にはねぐら入りしない。左岸側の中州のオギ原にもねぐら入りしない。ねぐら入りまでの一時だけの止まりで、騙されないようにしないといけない。
上流からの水面上のツバメの飛来、堤防を越えての低空、中空の飛来が激しく、急速に個体数が増える。
18:55 上空の乱舞がはげしくなる。時折、堤防で観察している場所の上空にも群れが飛来する。
19:05 上空の高度がかなり高いところまでツバメの乱舞が連続し、竜巻のよう。水面上を上流から飛来するツバメがとぎれない。
19:15 上空乱舞から木の葉落としでのねぐら入りも始まる。
水面上を上流から飛来するツバメは少なくなったが、まだ来ている。
19:20 ほぼねぐら入り終了。7ルクス。
ヨシ原だけでなく、中州(右岸側の入り江のある中州)のヤナギ林にもねぐら入り。
今までは、最終的には使わなかった高さ約8mぐらいある高木の上の枝先にもねぐら入りしているのがライトスコープで確認できた。このヤナギの木は上から下までツバメだらけになった。
左岸側(調布市側)の三日月型の中州では、最下流端のヤナギ高木の下にあるヨシ原とヤナギ低木にツバメが入る。こちらにも約800羽ぐらいは入っていると思われる。こちら側の中州のヤナギの高木にはねぐら入りはしていないようだ。このヤナギの高木は、ダイサギ等のサギ類の集団ねぐらになっている。
【幼鳥成鳥比】
上空を飛翔した40羽の尾の長さで判別。(20羽ずつ、時間をおいて2回に分けてカウント)
ちょうど10羽(25%)が成鳥。残り30羽(75%)が幼鳥。
事務局 渡辺仁
« 府中四谷橋下流(7/19)1万2千羽 | トップページ | 府中四谷橋下流(7/21)1万5千羽 »
「ツバメの集団ねぐら情報(上河原堰上流)」カテゴリの記事
- 上河原堰上流・ヨシ原は復元できるか?その2(2016年8月7日)(2016.08.09)
- 上河原堰上流・ヨシ原は復元できるか?(8月3日)(2014.08.06)
- 上河原堰上流(8/26)700羽(2012.08.28)
- 上河原堰上流(8/5)6,000羽(2012.08.05)
- 上河原堰上流(7/29)5,000羽以上(2012.07.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント