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2008.07.29

中央道談合坂上りSA(7/28) 2万羽

■調査地名 中央高速道上り談合坂サービスエリア
■調査地の住所 山梨県上野原町
■報告者のお名前(団体名) 粕谷和夫
■観察年月日 2008.7.28
■観察時間 17:05-19:25
■ツバメのねぐら入り個体数 約2万
■その他のツバメ類のねぐら入り イワツバメねぐら入り前の高圧線電線集合
■左記以外のねぐらの環境 高速道路
■ツバメが降りる場所  ケヤキ
■ねぐら面積 約100m2
■メモ イワツバメの高圧線電線のねぐら入り前と見られる約300羽の集団は18時34分で全て姿を消し、代わってツバメが集まり出して来る。
18時40分頃から数を増やし上空を群舞する。
19時頃からねぐらとなる低いケヤキに止まり出し、19時15分で殆どがねぐら入り完了。ねぐらの中はツバメの声で騒がしい。ねぐらはサービスエリア西側トイレ周辺約20本のケヤキ(面積は約100?u)で南側及び西側にもケヤキが植わっているが、こちらのケヤキにはツバメは入っていない。
数はカウント不可能であるが、7月21日に多摩川府中四谷橋で観察したものより多く、これとの比較で約2万羽と推定した。

情報提供: 八王子・日野カワセミ会 粕谷

2008.07.28

六郷橋下流(7/27)1,400羽

●調査場所:六郷橋下流
●調査日: 2008年7月27日(日) 16:40~19:00
●天候: くもり(時折小雨)
●調査者: 吉成才丈
●ねぐら入り個体数: 1,400羽
●推移:
17:30 ねぐら上空を約30羽が低く飛翔
17:45 ねぐら周辺には50羽
18:00 徐々に集まりはじめ、ねぐら周辺には約100羽
18:15 ねぐら周辺で300羽をカウント
18:30 一斉に飛び立ち、約900羽をカウント
18:45 さらに300羽が飛来し、約1200羽に
19:00 ラストの15分で更に200羽が飛来し、合計で1400羽をカウント

情報提供 吉成

二ヶ領上河原堰上流(7/26)3万羽

【場所】二ヶ領上河原堰上流
【日時】2008年7月26日(土)18:15~19:30
【天候】晴れ
【観察者】渡辺仁・直美
【ねぐら入りした個体数】約30,000羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原及びヤナギ林(確認できたのは右岸下流中州のみ・左岸(調布市)側中州は見えないので不明)
【観察ポイント】右岸側(川崎市側)河川敷
【観察内容】
18:15 中州周辺にツバメはせいぜい10羽ほどしか見えない。
18:25 中州周辺のツバメは20羽程度。(2200ルクス)
18:30 中州周辺のツバメは30羽程度。(2300ルクス)
18:35 大きな変化はない。(2000ルクス)
18:40 大きな変化はない。(1400ルクス)
18:45 上流側からようやくツバメが水面上を飛来し始める。40羽程度飛来。(420ルクス)
18:50 上流側から水面上を90羽ぐらいが飛来。中州の上空も群れが飛び始める。(320ルクス)
18:55 上流側からの飛来が本格化。2000羽以上が飛来。(100ルクス)
19:00 上流側からの飛来がさらに増える。数え切れないが2000羽以上が飛来。
上空を大群が乱舞し始める。(30ルクス)
19:05 上流側からさらに飛来している。1000羽以上が飛来。
中州上空を雲霞のごとく大群が乱舞する。(9ルクス)
19:10 上流側からさらに飛来している。500羽以上が飛来。中州上空の双眼鏡の視野は
ツバメで埋め尽くされる。木の葉落としのようなねぐら入りがはじまる。(5.5ルクス)
19:11 上流側から数は減ったが断続的な群れの飛来はまだある。300羽ほどが飛来。そしてねぐら入り終了。
(5.0ルクス)

今回の観察は上流側からの飛来数に重点を置いてみた。幼鳥成鳥比率に注意を向ける余裕はあまりなかったが、7羽を識別。
2羽成鳥、5羽幼鳥であった。

事務局 渡辺仁

新二子橋上流(7/26)2,500羽

◇調査日   : 2008年7月26日(土) 18:00~19:10 日没18:51
◇天候     : 晴れのち曇り  風:やや強し 
◇調査者   : 加藤・澤村・高木・二宮(4名)
◇ねぐら入り数: 2,500羽
◇ねぐら入り時間:19:07
◇メモ
 ・18:05  1羽、ヨシ原上流側から1飛来、ヨシ原上空を通過
 ・18:28  1羽、世田谷の街からヨシ原に入ってくる
 ・18:33  15羽、ねぐら中央部のヨシにとまる、その内2羽はヒメムカシヨモギにとまる
 ・18:38  50羽、上流側奥のヨシにとまるが、すぐに下流側へ飛び去る
 ・18:55  80羽、ヨシ原すれすれに猛スピードで飛び、上空を群舞するものと あわせ、200羽に
 ・19:00  1,500羽ヨシ原上空を乱舞、500羽はヨシ原すれすれに飛び交う       
 ・19:02  手前側のヨシにどんどんとまり始める
 ・19:07  2,500羽ねぐら入り終了、風が強いためか、ねぐら入り後もヨシ原上を飛ぶ個体が少しいて、
      落ち着かず。

情報提供 世田谷トラストまちづくり野鳥ボランティア 澤村

府中四谷橋下流(7/26)2万5千羽

◇観察日:2008年7月26日(土)  18:00~19:25
◇天候:曇  風:弱 
◇観察者:伊藤、大澤、大室、影山、栗俣、田中(香)、古山、吉川 8名
◇ねぐら入り数 約25,000羽  ◇ねぐら入り時間 19:05      
◇メモ 
・18:00~ 今にも降りだしそうな雨雲が垂れ込めていました 
時々ツバメがヨシ原の上に数羽ずつ現われました
・18:40~ 急に数が増えはじめました
  その後さらに増えはじめる
・18:46~ 一部がヨシに止まりはじめる。
・18:52~ 上空高く舞い上がる。上空のツバメの数が増える
・19:05~ ねぐら入り
・19:16~ おしゃべりのような声が聞こえなくなる
 ライトスコープを使い観察。前回より数が多くねぐら入りした
・19:25  雨がポツポツきたので観察を中止する

情報提供:府中野鳥クラブ 古山  撮影:同 大室

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2008.07.23

府中四谷橋下流(7/21)1万5千羽

◇観察日:2008年7月21日(月)  18:00~19:30
◇天候:曇  風:弱 
◇観察者:伊藤、大室、堅山、影山、田中(香)、田中(正)、古山、吉川 8名と
「ツバメ連絡会」メンバー8人ほか
◇ねぐら入り数 約15,000羽  ◇ねぐら入り時間 19:10      
◇メモ 
・18:00~ ツバメは時々2、3羽ヨシ原に現われるが集団にならない
・18:22~ 30羽ぐらいの群れが現われるが下流方向へ
・18:45~ 上空に500羽ぐらいが舞う。下流のオギ原を群れが旋回
・18:58~ 正面のヨシ原に止まり始める。群れがどんどん集まってくる
・19:00~ 沸くように増え続ける。空高く舞い上がる
・19:02~ さらに増える
・19:10  ねぐら入り。ライトスコープを使い観察。今年、最高の数の
ツバメがねぐら入りした 
・19:30  観察を中止する
以上

情報提供:府中野鳥クラブ 古山 写真:大室

S2008721


2008.07.20

二ヶ領上河原堰上流(7/20)2万羽

【場所】二ヶ領上河原堰上流
【日時】2008年7月20日(日)18:30~19:50
【天候】曇り(やや晴れ間あり)
【ねぐら入りした個体数】約20,000羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原及びヤナギ林(2つの中州)
【観察ポイント】左岸側(調布市側)堤防
【観察内容】
18:40 まだ数は少ないがそれでも数百羽が周辺を飛び回っている。
18:45 右岸側の入り江のある中州のヤナギの高木数本の先に止まったり、飛び出したりの繰り返しが始まる。左岸側の中州のオギ原の上も多数が集まって、止まったり、飛び出したりの繰り返し。
最終的に、中州の高木のヤナギの一番高い木にはねぐら入りしない。左岸側の中州のオギ原にもねぐら入りしない。ねぐら入りまでの一時だけの止まりで、騙されないようにしないといけない。
上流からの水面上のツバメの飛来、堤防を越えての低空、中空の飛来が激しく、急速に個体数が増える。
18:55 上空の乱舞がはげしくなる。時折、堤防で観察している場所の上空にも群れが飛来する。
19:05 上空の高度がかなり高いところまでツバメの乱舞が連続し、竜巻のよう。水面上を上流から飛来するツバメがとぎれない。
19:15 上空乱舞から木の葉落としでのねぐら入りも始まる。
水面上を上流から飛来するツバメは少なくなったが、まだ来ている。
19:20 ほぼねぐら入り終了。7ルクス。

ヨシ原だけでなく、中州(右岸側の入り江のある中州)のヤナギ林にもねぐら入り。
今までは、最終的には使わなかった高さ約8mぐらいある高木の上の枝先にもねぐら入りしているのがライトスコープで確認できた。このヤナギの木は上から下までツバメだらけになった。
左岸側(調布市側)の三日月型の中州では、最下流端のヤナギ高木の下にあるヨシ原とヤナギ低木にツバメが入る。こちらにも約800羽ぐらいは入っていると思われる。こちら側の中州のヤナギの高木にはねぐら入りはしていないようだ。このヤナギの高木は、ダイサギ等のサギ類の集団ねぐらになっている。

【幼鳥成鳥比】
上空を飛翔した40羽の尾の長さで判別。(20羽ずつ、時間をおいて2回に分けてカウント)
ちょうど10羽(25%)が成鳥。残り30羽(75%)が幼鳥。

事務局 渡辺仁

この写真の奥側の中州のヤナギの部分にもかなりのツバメがねぐら入りする。
Sp1290002

明るいうちはヤナギの先によく止まる。今日は一部のヤナギの枝先にもねぐら入りした。
Sp1290007

府中四谷橋下流(7/19)1万2千羽

【場所】府中四谷橋下流
【日時】2008年7月19日(土)19:00~19:50
【天候】曇り(やや晴れ間あり)
【ねぐら入りした個体数】約12,000羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原
【観察ポイント】左岸側川岸
【観察内容】
18:50頃 車で府中四谷橋を渡るが、左岸側の吊り橋のケーブルの横をツバメ多数が下流方向に
飛んでいる。
19:00 ヨシ原の上を多数が群れ飛んでいる。一部はすでにヨシに止まったり、また飛び立ったり。
    時々上空に舞い上がるが、例年ピークの渦巻きのような乱舞は見られない。
19:19 ポジション争いは続いているが、おおむねねぐら入りは終了したようだ。明るさ7ルクス。
 ねぐら入りの場所は、ほとんどヨシの上。一部昨年の枯れたヨシも使っているが、今年のヨシの一番上の葉を
 使うものが多い。
 歩道に対して上流側(右側)のヨシ原にねぐら入りするツバメが圧倒的に多いが、下流側(左側)のヨシ原
 にもねぐらの範囲が広がってきている。

事務局 渡辺仁

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Srp1280073

2008.07.19

中央道談合坂上りSA(7/18) 1万羽

数については、1万羽以上としかわかりません。
これは今までの多摩川の観察経験からの推測です。
多摩川と違って、飛び回るのが大変低い位置のものもあり、また広範囲で
数えにくいです。
頭上、数メートルを飛ぶので、迫力はあります。
駐車場のケヤキ40-50本くらいをねぐらにしたようです。

観察日時:2008/7/18 18:30~19:20
観察場所:中央道、談合坂SA上り 東京側ガソリンスタンド前
天 候 :曇
観察者 :鈴木秀夫
概 況 :18:30ごろ約500上空を旋回
     18:45ごろには、数がやや増えてくる。
     18:50ごろ急に数が増え10000羽は越えていると思われる。
     周辺40本くらいのケヤキにとまり始める。
     19:00ごろ、更に増えたように感じられるが、数の把握は困難。
     19:20ごろまだ少し飛んでいるが、大部分ねぐら入り。

情報提供 鈴木

2008.07.17

福生南公園付近(7/16)500羽

■調査地名: 2.多摩川左岸・秋川と多摩川の合流付近~拝島橋
■観察者名: 粕谷和夫
■メールアドレス: kk-kasuya@nifty.com
■観察した年月日: 2008.0716
■観察した時間: 18:30-19:35
■天候・風など: 晴、風無し
■ねぐら入り数: 500±

現場到着は18時30分、大きな月が雲の間から時々顔を見せる天気で風はない。
18時40分、福生南公園上空に約100羽のツバメ飛翔を確認
18時50分、福生南公園上空に約200羽に増えたツバメ飛翔を確認
18時52分、高月水田側の頭上に約80羽のツバメ現れる
18時58分、高月水田の上空に約150羽のツバメ現れる
18時05分、暗くなり福生南公園上空に約300羽に増えたツバメ飛翔を確認
19時10分、福生南公園上空に約500羽と遠くて暗いなかであるが密度の濃いツバメ飛翔を確認
その後懐中電灯付のスコープでヨシ原を探しがが姿は確認できず。
しかし、暗くなった19時10分に約500羽の密度の濃い集団飛翔を確認できたので、付近のどこかにねぐら入りしたものと判断した。

情報提供:八王子・日野カワセミ会 粕谷

新二子橋上流(7/16)1,500羽

◆調査日   :  2008年7月16日(水) 18:15~19:30
◆天候     :  晴れ、微風、日没 18:57
◆調査者   :  加藤・澤村・高木(3名)
◆ねぐら入り個体数: 1,500羽
◆ねぐら入り時間  : 19:20
◆メモ
  18:15  2羽 ヨシ原を飛ぶ
  18:25  3羽 ヨシ原を飛び通過する
  18:45  20羽 川崎方面から飛来、ヨシ原上空を旋回し飛び去る
  18:50  13羽 世田谷の街から飛来、上空高く旋回
  18:55  100羽 ヨシ原の上流側の上空高く飛び交う
  19:05  80羽 ヨシ原に隣接するオギ原すれすれに飛ぶ
  19:11  世田谷方面からも飛来し、50羽ほどがヨシにとまり始める
  19:14  その数、800羽に増える
  19:15  1,300羽にふえる
  19:17  ねぐら入り個体数1,500羽に達する
  19:21  鳴き声収まる
  19:30  調査終了
                                 以上

情報提供:世田谷トラストまちづくり 野鳥ボランティア 澤村

2008.07.15

世田谷・ツバメのねぐら観察会のご案内(主催(財)世田谷トラストまちづくり)

◆ 日時  :  2008年7月19日(土) 17:00~19:30
          雨天の場合 7月26日(土)に延期
◆ 集合  :  午後5時、多摩川兵庫島公園(二子玉川駅下車徒歩5分)
◆ 参加費 :  300円(トラスト賛助会員は100円)
◆ 主催  :  (財)世田谷トラストまちづくり
案内は野鳥ボランティア グループ
◆ 申込み先・問合せ先:(財)世田谷トラストまちづくり
                Tel 03-6407-3311
                Fax 03-6407-3319

大師橋下流右岸(7/14)50羽

【場所】大師橋下流右岸
【日時】2008年7月14日(月)18:40~19:30
【天候】曇り
【ねぐら入りした個体数】約50羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原
【観察ポイント】右岸側(川崎市側)堤防上
【観察内容】
大師橋下流
18:40 ヨシ原上を低く飛び回っている。
19:00 堤防上を低く飛び回る。
19:10 ほぼねぐら入り終了。
 ライトスコープで確認すると、数羽程度のかたまりで分散してねぐら入りしている。
 ヨシは周囲より低い背丈の場所の上部を使っているようである。また、ヨシに止まっているというよりは、ヨシの間に残った昨年の枯れた茎に止まっているものが多いようだ。ヨシ原は5ヘクタールぐらいあり、多摩川としては大規模である。
 わずか2km上流に六郷の集団ねぐらがあるのに、数は少ないとはいえ、ここも小規模なねぐらとして使われているらしい。

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府中四谷橋下流集団ねぐら(7月14日)3,000羽

ねぐら入りしたツバメは一気に増えました。約3,000羽がねぐら入りしました。
ツバメが短時間で湧き出るように集まりました。前回よりも広範囲にわたってねぐら入りしました。

◇観察日:2008年7月14日(月)  18:00~19:30
◇天候:曇  風:弱 
◇観察者:伊藤、大室、堅山、栗俣、鮫島、田中夫妻、古山、古谷夫妻、吉川 11名
◇ねぐら入り数 約3,000羽  ◇ねぐら入り時間 19:10      
◇メモ 
・18:00~ 天気予報では夕方から雨ということで空を見上げながら観察し
ました。ツバメの集まりは前回より少ない。
・18:46~ 急にツバメが集まり始める
・18:53~ さらに増え続けるが前回より少なく感じる
・19:00~ さらに増え続ける。1,000羽を超える
・19:01~ 沸くように増え続ける。空高く舞い上がる
・19:02~ さらに増える
・19:10  ねぐら入り。ライトスコープを使い観察。数が前回より多い。 前回より広範囲にねぐら入りする   
・19:30  観察を中止する

情報提供:府中野鳥クラブ 古山

2008.07.13

二ヶ領上河原堰上流(7/11)1万羽

ピーク時に近い状況になってきました。上河原堰上流は、もう見頃になりました。

【場所】二ヶ領上河原堰上流
【日時】2008年7月11日(土)18:40~20:00
【天候】曇り
【ねぐら入りした個体数】約10,000羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原、ヤナギ林等
【観察ポイント】右岸側(川崎市側)川岸→左岸側(調布市側)へ移動
【観察内容】
ねぐら入りまでは、右岸側(川崎市側)で観察。
18:40 現場に到着するとすでに多数のツバメが中州の上を群舞している。2000羽。
     先週と同じように、この時点では中州のヤナギの高木の枝先に止まっているツバメがいる。
19:00 半数ぐらいはヨシ原とヤナギに止まっていたが、 一斉に飛び立ち渦巻きのように上空を飛ぶ。左岸側の
    中州の上も多数が飛んでいる。
19:18 ほぼねぐら入り終了。200m離れていてもツバメのざわめきが十分聞こえる。
    ライトスコープで観察すると先週よりもねぐら入りする範囲が大幅に広くなっている。ヨシ原は中州に
    ある3群落のうち、先週まで使っていなかった右岸側最上流部にも入っている。

左岸側(調布市側)に移動して観察。
・左岸側よりの三日月中州では、最下流部のヤナギ大木があるその下のヨシとヤナギ低木に100羽ぐらい入っている。
・やや上流から観察すると右岸側の中州も近い。左岸よりも近く見えるかも。ライトスコープでねぐら入りした
ツバメも確認できる。

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2008.07.10

二ヶ領上河原堰上流(7/9)左岸側からの観察

【場所】二ヶ領上河原堰上流左岸(河口から26.20km)
【日時】2008年7月9日(水)18:30~19:25
【天候】曇り
【観察者】柴田隆行
【ねぐら入りした個体数】0羽
【ねぐら入りした環境】
【観察ポイント】左岸側(調布市側)堤防のり面
【観察内容】
18:30 ツバメ10羽遊んでいる。
18:50 調布市内方向より30羽ほど来て乱れ飛ぶ。
18:55 堰上流中央の中州と左岸寄りの中州のあいだを100羽ほど乱れ飛ぶ。
19:00 同上
19:05 同上
19:10 200羽ほどと見られる。
19:20 全体に静まる。どこかにねぐら入りしたようす。
 暗くなるが、左岸堤内地のナイターの光が中州のヨシやオギを照らして、サーチライトを無効にしている。その代わり、双眼鏡で様子がわかる。左岸から見る限り、1羽も止まっていない。

【他の野鳥】
カワウ142羽、カイツブリ、アオサギ、コサギ、ゴイサギ、カルガモ。

情報提供:多摩川の自然を守る会 柴田隆行

以下の多摩川の自然のニュース:2008年7月~9月のページに中州の写真等も掲載されています。


2008.07.09

新聞記事:岐阜県のツバメの電線集団ねぐら

岐阜新聞サイトに「交差点周辺の電線、ツバメが占拠 美濃太田駅前」という記事が掲載されています。

興味深い記事です。多摩川では電線への集団ねぐらの例は知られていません。

電線への集団ねぐらは、大阪府岸和田市、広島県廿日市市、越冬地の東南アジア(マレーシア:ボルネオのケニンガウ、タイ:バンコクのシーロム通り(現在は街路樹ねぐら))などで知られていますが、レアケースと言えます。
おそらく、集団ねぐらとして適している環境(ヨシ原など)が周辺にないためだろうと考えますが、推測の域を出ません。

2008.07.08

府中四谷橋下流集団ねぐら(7月7日)1,000羽復活!

今年はアレチウリも少なく、ヨシの成長も良好ですが、いよいよ大台にのりました。
そろそろ府中四谷橋下流集団ねぐらの完全復活宣言しても良さそうです。

◇観察日:2008年7月7日(月)  18:00~19:30
◇天候:曇  風:中 
◇観察者:伊藤、大室、吉川  3名
◇ねぐら入り数 約1,000羽  ◇ねぐら入り時間 19:10      
◇メモ 
・18:00~ 上空、高いところに5羽が旋回。その後また数羽ずつ現われてはどこかへ飛んでいく
・18:40~ 高いところに100羽が旋回をはじめる
・18:50~ ヨシ原の上、すれすれに約300羽が右に、左に飛び回る
・19:00~ 上空、高いところを500羽超えるツバメが旋回 れで飛んでくる。
・19:05~ 一部のツバメがヨシにとまりはじめる
・19:10  ねぐら入り、それでも後からツバメが飛んでくる。ライトスコープを使い観察。数が前回より多い
・19:30  観察を中止する

 ・ツバメ以外の野鳥 15種
 カワウ、ゴイサギ、コサギ、トビ、オオタカ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

情報提供:府中野鳥クラブ 古山敏雄

2008.07.07

二ヶ領上河原堰上流(7月6日)5,000羽

【場所】二ヶ領上河原堰上流
【日時】2008年7月6日(日)18:30~19:45
【天候】曇り
【ねぐら入りした個体数】約5,000羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原、ヤナギ林等
【観察ポイント】右岸側(川崎市側)川岸
【観察内容】

18:30 すでに200~300羽が中州上や水面上を飛翔している。
18:40 1000羽以上に増えてきている。上流側から飛来するツバメの群れは確認できる。
    中州のヤナギ高木の枝先(高さ8mぐらい)に止まったり、飛び立ったりするツバメが数多い。
18:50 2000羽以上に増える。上空を重なり合うように乱舞する。幼鳥と成鳥は、6割で成鳥の方が多いようだ。
18:55 上空を大乱舞。5000羽に増える。
19:05 大乱舞後、まだ明るいが、ねぐらに入り始める。入る場所は、ヨシ原とその周辺のヤナギ。ただし、ヤナギはヨシよりやや高い程度の位置、高さ4~5m程度である。先ほどまで止まっていた高木の上部枝先には全く止まっていない。ねぐら入り後も、はげしくポジションの入れ替えがあって落ち着かない。
19:19 ようやく落ち着く。

Sp1270656

Sp1270675

Sp1270695

Sdscn3609

Sdscn3624


府中四谷橋下流のアレチウリ

昨年の台風の影響で、ねぐらが形成されるヨシ原周辺には、幸いにもアレチウリの姿は見られません。
ヨシの成長も例年より良いように思います。

しかし、河川側の不法占用のゴルフ場周辺には、アレチウリが生育していました。
45本ほどを駆除しました。ヨシ原からは少し離れていますが、生育を許しておけば、いずれ種子供給源になるのでしょうから、少しでも抜いておいた方が良いかなと思っています。

さらに、外来種のハルシャギク(多分)の一面の花畑となっています。これは誰かが意図的に種子を蒔いたのでしょうか。

Sp1270645

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2008.07.06

世田谷新二子橋上流(7月5日)

【場所】世田谷新二子橋上流
【日時】2008年7月5日(土)20:30-21:00
【天候】
【ねぐら入りした個体数】最低350羽を確認
【ねぐら入りした環境】ヨシ原
【観察ポイント】左岸側堤防上
【観察内容】
ねぐら入り後のライトスコープによる観察。
手前堤防側のヨシ原の上部にねぐら入りしている。ヨシ刈りされているためか昨年の枯れた茎などは全くなく、ねぐら入りはすべて新しいヨシの上部の葉の上。

情報提供: 事務局 渡辺仁・粕谷和夫

Sdscn3602

2008.07.05

六郷橋下流左岸(7月5日)1,000羽

【場所】六郷橋下流左岸
【日時】2008年7月5日(土)18:30~19:40
【天候】
【ねぐら入りした個体数】約1,000羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原
【観察ポイント】右岸側(川崎市側)川岸
【観察内容】
18:30 観察を始めた時には、すでに数羽ヨシ原に止まっていた。2~300羽が最初は飛んでいる。
18:50 ヨシに止まったり飛び立ったりを繰り返す。しかし、ヨシ原の上を低く飛ぶ場合が多く、上空高くや、広い多摩川の水面を飛ぶことはあまりない。このような調子をずっと繰り返している。数は徐々に増えてくる。
19:24 ぐずぐずしていたがようやく落ち着いた。ねぐら入りは約1,000羽と推測。ライトスコープでは、川に近いが水際ではないヨシ原にねぐら入りしている。集団ねぐらは、ヨシ原の上下流方向に200mぐらいは広がっていた。

情報提供: 事務局渡辺仁、粕谷和夫

P1270636

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2008.07.04

多摩川ツバメ集団ねぐらマップ

グーグルマップを使って、多摩川ツバメ集団ねぐらマップを作成しました。

福島県郡山市五百淵公園のツバメ集団ねぐら(7/3)

前回(6月15日)と比較して、大分大きくなりました。ねぐら入りの規模は、2,000羽ほどと見積もりました。
前回は水際の枯れたヨシにねぐら入りしましたが、今回はヨシ原の内側のしかも少し下の位置に入りました。
また、ねぐらに集まるほとんど全てのツバメが幼鳥でした。多摩川での観察では、まだかなりの成鳥がいる時期ですが、この違いは何でしょうか。

日本野鳥の会郡山支部の方々から丁寧な案内をして頂きました。集団ねぐらの詳細な調査を昨年から始めたとのこと。
個体数のピーク1回目が8月上旬、2回目のピークが9月上旬とのことでした。多摩川と違う点に非常に興味があります。

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事務局:渡辺仁

世田谷新二子橋上流(7月2日)500羽

◇調査日   : 2008年7月2日(水) 18:00~19:30
◇天候     : 晴れ、風やや強し、日没19:01
◇調査者   : 16名
◇ねぐら入り個体数: 500羽
◇ねぐら入り時間 : 19:20
◇メモ
  18:00  3羽 ヨシ原上空を通過
  18:15  6羽 ヨシ原下流側に隣接する草地すれすれに飛ぶ
  18:33  15羽 ヨシ原すれすれに飛ぶ
  18:50  15羽 ヨシ原すれすれに飛び回る
  18:53  50羽 世田谷の街方面からも含め、ヨシ原に入ってくる
  18:55  全てヨシ原から飛び去り、姿を消す
  18:56  ヨシ原の上流側に隣接するグランドに主に幼鳥70羽降りる。ほかにヨシ原内を30羽飛び回る
  18:58  20羽 ヨシ原の奥の外側にあるヨシ・オギに止まる
  19:01  200羽 ヨシ原の上流方面の上空高く旋回する
  19:11  300羽 ヨシ原上空高く乱舞
  19:15  300羽 ヨシ原内に降り、とまり始める
  19:24  その後、個体数がふえ、500羽ねぐら入り終了、落ち着く

◇特記事項
  ・風が強いためヨシの下部へ入り込む個体数も数多く見られた
  ・ヨシは3m近くに生育している。アレチウリは今のところ見当たらず。
  ・ツバメ以外の野鳥 12種
    カワウ・ダイサギ・カルガモ・コアジサシ・ヒメアマツバメ・ヒバリ・イワツバメ・セッカ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス
  ・19:19 アブラコウモリ60頭ほどが上空高く旋回

情報提供:世田谷トラストまちづくり野鳥ボランティア 澤村

二ヶ領上河原堰上流(6月29日)1,000羽

【場所】二ヶ領上河原堰上流
【日時】2008年6月29日(日)18:30~19:05
【天候】大雨
【ねぐら入りした個体数】約1000羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ原等
【観察ポイント】右岸側(川崎市側)川岸
【観察内容】
雨が強かったので、ライトスコープは使わず双眼鏡のみの観察である。

18:40 中州のヨシ原上と堰湛水域の水面を低く飛翔している。
18:50 川崎側の中州のヨシ原に入り始める。いつのまにか入っているという感
じ。
19:05 ねぐら入りがほぼ終了。天気がわるいので空が暗く、ねぐら入りはいつ
もより早い。まだ若干飛んでいる個体がいるが、雨が激しいのでここで終了。
双眼鏡で見る限り、ねぐら入りの場所は、中州のヨシ原(中央部より上流側)の
大部分(ヨシ原2パッチ)に広がる。下流川崎側の水際のオギ原の中にはねぐら
をとっていないようだった。

事務局:渡辺仁

府中四谷橋下流集団ねぐら(6月30日)250羽

 前回の6月23日に今年、初めてねぐら入りを観察したので、今日はさらに増えるのではと期待しての観察会でしたが、時間がたってもなかなかヨシ原にはツバメが飛んできませんでした。
 19時近くになってやっと集まり始めましたが、前回に比べて集まりが悪く感じました。19時過ぎて薄暗くなりはじめてから急に集まってきました。ねぐら入りの数は当初は前回と同数かそれ以下と思われましたが、ライトスコープで確認すると前回よりスコープに入れて見られる数が多く、またヨシが伸びたのか上の方に止まっているツ
バメが多く見られました。集まりが悪く思われましたが、実際にねぐら入りした数は前回を越えて見られました。
 
◇観察日:2008年6月30日(月)  18:00~19:30
◇天候:曇  風:弱 
◇観察者: 7名
◇ねぐら入り数 約250羽  ◇ねぐら入り時間 19:09      
◇メモ 
   ・18:11  1羽が高いところからヨシ原に降りてくる
   ・18:14~ 高いところに8羽が飛ぶ、その後数は増えない
   ・18:53~ 四谷橋方面のヨシ原に5羽が旋回。その後だんだん増える
   ・19:00~ アブラコウモリが飛び始める。下流から群れが、上流からも群 れで飛んでくる。
   ・19:04~ 上流方向、前回と同じ場所に集まり始める
   ・19:09  ねぐら入り。ライトスコープを使い観察。数が前回より多く感じる
   ・19:30  観察を中止する

   ・ツバメ以外の野鳥 11種
    カワウ、ダイサギ、カルガモ、トビ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

情報提供:府中野鳥クラブ 古山

中央道談合坂上りSAの集団ねぐら(今年も形成)

【観察日時】2008,6,27 18:40~19:20
【観察場所】中央高速上り、談合坂SA
【天 候】晴れ
【個体数】約2,000~3,000
【メ モ】:18:40ごろSAに到着時には、約50羽程が上空を旋回していた。
     19時ごろには、その数1000羽超となり、密度の濃い旋回となるも、トイレの建物で分断され把握困難
     19:10ごろには、約2000羽の黒い集団となったが、周辺が暗くなり、低空のツバメは殆見えなくなった。その頃から周辺のけや木へ塒入り      
     19:20には、旋回のツバメは完全に居なくなった。
     (電線止まりは全く無かった)

情報提供:八王子・日野カワセミ会 川上・中村

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