二ヶ領上河原堰上流(8/3)2,500羽大幅減少!
前回より大幅減少(10分の1以下)の結果となった。
今まで集団ねぐらの中心だった右岸(川崎市)側の入り江のある中州にはツバメは全く入らなかった。
右岸側の中州の変化としてはヨシ原がほとんど見えず、その代わりにアレチウリが繁茂し始めている状況だった。
【場所】多摩川二ヶ領上河原堰上流左岸(調布市地先)
【日時】2008年8月2日(水)18:30~19:20
【天候】晴れ
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 約2,500羽
【観察ポイント】左岸調布市側の堤防上
【観察内容】
18:30 中州付近を飛翔するツバメは50羽程度。
18:40 上流から河川上を飛来するツバメが数羽程度。720ルクス
18:45 上流からさらに30羽程度飛来する。400ルクス。
18:50 上流からの飛来がかなり増える。数百羽程度が飛来。ただし前回のように右岸側の中州付近での飛翔はなく、左岸側の中州の下流側を中心に飛翔する。上空は飛翔しない。210ルクス。
18:55 上流から飛来は続くが、前回は川の流れのようにツバメが飛来したが、今日は比較できないほど少ない。90ルクス。
19:00 状況に変化なし。30ルクス。
19:05 ツバメは右岸側の中州や左岸側の中州の上流側にはほとんどないため、左岸側の中州下流が良く見える位置に移動。9ルクス。
19:10 ねぐら入り終了。上空を乱舞するような飛翔は一切見られない。左岸側の中州の下流側のヨシ原とヤナギ低木にねぐら入りしている。ほぼ下流端から・ヤナギ高木下を経て、その次の上流の低いヤナギの間まで約100mの区間で左岸側の水際を中心にねぐら入り。4ルクス。
ライトスコープでの確認では、前回(7/26日)までのねぐらの中心だった右岸(川崎市)側の中州へのねぐら入りはわずかに数羽程度しか確認できず。明るいうちの状況では、今シーズン初めて、アレチウリの繁茂を認める。ヨシ原はもともと小さかったものの、双眼鏡では確認できない。アレチウリに引き倒されている可能性がある。
左右岸に、打ち上げ花火で遊ぶ人が1グループずついる。
事務局 渡辺仁
写真は右岸側の中州に繁茂するアレチウリ
左岸側の中州にねぐら入りしたツバメ
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