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2008.09.15

神奈川県葉山町湘南国際村センター(9/13)1000羽

■調査地名 湘南国際村センター
■緯度 35.259654742196986
■経度 139.60911333560944
■調査地の住所 神奈川県三浦郡葉山町上山口1560-39
■報告者(観察者) 粕谷和夫
■観察年月日 2008.9.13
■観察時間 17:55-18:10
■ツバメのねぐら入り個体数 1,000±
■ねぐら周辺の環境 ホテル形式研修施設
■ツバメが降りる場所 タケ
■ねぐら面積 約100㎡の竹の一部
■メモ
昨年7月28日に観察したツバメの集団ねぐら、今年も9月13日、合唱団鯨の合
宿で、ほぼ昨年と同じ規模のツバメねぐら入りを観察できた。9月13日という時
期なので、ツバメは来ないではないかと思っていたら、17時55分、あたりが薄暗
くなりかけた頃、ツバメが集まり出し、乱舞をした後に園芸種とみられる庭園の
竹にねぐら入りした。

湘南国際村センターは「緑陰滞在型の宿泊研修施設」で三浦半島大楠山の北西側
の山の上にに作られたホテル形式の施設。施設の中庭に浅い池が作られていて、
その隣りに園芸種と見られる竹が「株立ち状」に植えられていて、その竹の下側
には夜間、照明がされていた。
ガラス窓越に3-5m位の距離から観察できる環境である。

情報提供 八王子・日野カワセミ会 粕谷

2008.09.14

上河原堰上流(9/14)250羽

【場所】二ヶ領上河原堰上流左岸(調布市地先)
【日時】2008年9月14日(日)17:50~19:00
【天候】晴れ
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】約250羽
【観察ポイント】左岸調布市側の堰上流
【観察内容】
17:55 ツバメが眼前の水面上を10~20羽程度の群れが断続的に下流方向へ通過し始める。
18:05 50羽の群れが水面を下流方向へ飛翔するがすぐにUターンして左岸側の中州付近を飛翔し始める。そしてヨシではなく、最初は左岸側のオオブタクサに止まるようなそぶりを見せたが、そこには入らず、中州の今までねぐら入りしたヨシ原よりやや上流のオギ原の水際の部分に止まり始める。
18:10 ほぼねぐら入り終了。

中州のヤナギ高木のやや下流側のヨシは、残ってはいるものの少し倒れたりして良い状況ではない。オギ原の、水際の上に茎や葉が倒れて止まりやすい状況の部分にねぐら入りしているようだ。止まっているのはほぼ全てオギの部分で、これは珍しい状況である。ヨシが良い状況でなくなってきており、その他の良い状況の場所に止まるようになっている。

情報提供 渡辺仁

Sdscn3722


2008.09.10

NHK首都圏ネットワークで多摩川のツバメのねぐらが放送(9/4)

9/4のNHKの首都圏ネットワークで、カメラマンリポート「ツバメのねぐら」として、多摩川のツバメの集団ねぐらや、アレチウリ対策のとりくみが放映されました。

http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/

2008.09.07

長野県山形村のトウモロコシ畑(9/5)3万羽

【場所】長野県東筑摩郡山形村下竹田
【日時】2008年9月5日(金)18:10~20:00
【天候】曇り
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 約30,000羽(ショウドウツバメ混じる)
【観察内容】
昨年7月に観察した長野県東筑摩郡波田町のサクラ苗圃で、トウモロコシの穂が出るとねぐらが移動するという情報を得ていたので、その状況を観察した。サクラ苗圃は、スズメの集団ねぐらになっていてツバメは集まっていなかった。
波田町のねぐらに対し南東に1kmのトウモロコシ畑にねぐらが移動していた。農地は碁盤目状に道路が走っているので、ツバメが飛翔する方向を見ながら、車で追跡してねぐらを発見しやすかった。(河川では堤防は車で走れないし対岸には橋がないと移動できないので、移動してしまったねぐらをその日のうちに探し出すのは難しい・・)
ツバメはトウモロコシ畑上空で、乱舞し、途方もない数となった。府中四谷橋下流のピーク時と比較しても遜色なかったので3万羽とした。
ツバメは見た限り、ほとんど尾羽の短い幼鳥であった。

トウモロコシ畑は、1枚が100m×25mで連続する5枚(都合 100m×125m)にツバメがねぐら入りした。
トウモロコシの高さは約3mで、頂部の雄花の穂先をねぐらとしており、葉はまったく使っていなかった。雄花の先をヨシの葉先と同じように、折って止まっているものも多かった。
ねぐら入りしたツバメをライトスコープで見ると、20~30羽に1羽ほどはショウドウツバメが混じっているのが確認できた。ショウドウツバメは、ツバメより一回り小さく、なで肩のシルエットであることで見分けられた。
18:29 ねぐら入り終了 4.8ルクス


▼上空を乱舞する大群
Imgp3803

▼トウモロコシの穂に止まるツバメ
Maize_2

▼水田や道路に囲まれた集団ねぐらとなるトウモロコシ畑(奥)
Imgp3807

▼ツバメとショウドウツバメ(中央)
 雄花の穂が折れているトウモロコシが多いのに注目
Imgp3902

▼トウモロコシの雄花の穂を折って止まるツバメ
Imgp3892

▼ショウドウツバメ(20~30羽に1羽ぐらいいる)
Imgp3908

2008.09.06

新二子橋上流(9/3)0羽

下記の通りご報告申し上げます。
新二子橋上流のヨシ原でのねぐら入りはついにゼロとなり、今季の調査打ち切りとしました。
先週の28/29日の集中豪雨の煽りで、水位が平常時の4mほど上昇、ヨシ原は冠水で押し倒されました。その後、5日ほど立ち、水は完全に引きましたが、ヨシ原の復元は全体の1割程度でツバメにとってのマイホームはなくなったようです。また、ねぐら周辺を飛び交うツバメも極めて少なく、アブラコウモリの飛来数の方が多い。
ツバメたちが無事南の国に渡り、来年も戻ってきてくれることを祈って一同ジュースで乾杯!

◇調査日   : 2008年9月3日(水) 17:30~18:25
◇天候     : 晴れ (日没18:06)
◇調査者   : 加藤、澤村、高木、富川、根岸、根本、宮森 (7名)
◇ねぐら入り数: なし
◇メモ
  ・17:40  3羽、ヨシ原を通過
  ・18:00  2羽、ヨシ原上空を飛翔
  ・18:10  1羽、ヨシ原手前を猛スピードで通り過ぎる
                                  以上
情報提供 世田谷トラストまちづくり野鳥ボランティア 澤村

府中四谷橋下流(9/1)0羽

四谷橋下流のヨシ原でのねぐら入りが見られなくなりました。
時期的にもそろそろねぐら入りが終わる頃ですが、先週8月26日(木)の豪雨でこれまでツバメがねぐら入りに使っていた辺りのヨシが倒れていました。
ヨシ原には数羽のツバメが飛んできましたのでライトスコープで探しましたが、ねぐら入りしたツバメは見当たりませんでした。
3年ぶりに復活したねぐらが、来年も見られるようにアレチウリの除去作業など四谷橋下流のヨシ原の保全に今後も取り組みたいと思います。今年度のツバメの集団ねぐら調査、観察会は今日で終了します。
ヨシ原には水が20センチほど溜まっていました。

◇観察日:2008年9月1日(月)  17:45~18:40
◇天候:曇  風:弱 
◇観察者:伊藤、大澤、大室、岡村、影山、堅山、栗俣、田中(香)、田中(正)、
古山、吉川  11名名 
◇ねぐら入り数 なし 
◇メモ 
・17:50~ ヨシ原の上に8羽が飛んでくる
・18:00~ 無数のアブラコウモリが飛びはじめる
・18:08~ 3羽、上空通過
・18:12~ 30羽がヨシ原を通過。
以後、ツバメの姿が見られなくなる
・18:25  ライトスコープで探すが見当たらない
・18:40  観察を中止する
以上

情報提供 府中野鳥クラブ 古山

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