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2008.11.20

「多摩川のツバメ集団ねぐらとヨシ原の保全を考える集い」のご案内

 2002年末に発足した、「多摩川流域ツバメ集団ねぐら調査連絡会」は、2008年までに6年間、ツバメの集団ねぐらの調査を実施してきました。連絡会では集団ねぐらだけでなく、集団ねぐらの場として大切なヨシ原の保全対策にも目を向けて活動してきました。
 今般、これまでの活動状況を取りまとめ、(財)日野自動車グリーンファンドの助成を受けて報告書を刊行しました。
 6年間にわたる調査結果から多摩川のツバメ集団ねぐらは非常に不安定で、年により場所が変わること、同じ年でも季節により場所が変わること、さらに環境が悪くなると消滅してしまうことが判明しました。
 以上のような調査結果を踏まえ、今後のツバメ集団ねぐらの保全とヨシ原の保全策を考える契機になることを期待してこの集いを下記にとおり開催します。

報告書はA4版で190頁(カラー8ページ含む)を超える冊子です。
多くの皆様がこの集いに参加されますようご案内申し上げます。

........
多摩川のツバメ集団ねぐらとヨシ原の保全を考える集い
1.開催日時 2008年11月30日(日)13時30~17時00分
2.開催場所 あったかホール エコひろば(八王子市北野町)
3.内容
 第1部 ツバメの日本国内の営巣状況とツバメのマレーシア越冬地の様子
  (NPO法人バードリサーチ神山和夫氏)
 第2部 連絡会報告書に沿った内容報告
  連絡会がまとめた2003年~2008年の多摩川におけるツバメ集団ねぐらの調査結果の報告
 第3部 質疑と今後に向けた検討
4.参加費 無料ですが報告書の資料代1000円をいただきます。
5.主催 八王子・日野カワセミ会、多摩川流域ツバメ集団ねぐら調査連絡会

皆様、ふるってご参加ください。

6年間の調査の報告書が完成しました!

当連絡会が発足してから6年間の調査の集大成の報告書がついに完成しました。
(財)日野自動車グリーンファンドの助成を受けて、印刷が完了しました。
カラー8ページを含む188ページの大作です。

当初予定より予算がオーバーしたため、希望者には実費1,000円+送料でお分けしています。
希望者は、jin@watanabe.nifty.jpに、(1)部数(2)送付先住所(3)氏名をメールください。

構成は以下のとおりです。

▼目次
はじめに
カラー口絵
1.多摩川流域ツバメ集団ねぐら調査連絡会の活動の経緯と活動の特徴
2.ツバメの集団ねぐらとは?
3.多摩川流域の環境
4.調査の手法
5.調査の結果
6.考察 ツバメの集団ねぐらを解き明かす
7.集団ねぐらの保全(ヨシ原の保全とアレチウリ対策)
8.連絡会の〉活動の記録
9.連絡会の活動に参加して
10.残された課題
11.調査参加者名簿
12.参考・引用文献
巻末資料

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残部が残り少なくなってきました。お申し込みはお早めに!


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