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2009.08.05

府中四谷橋下流(7月25日)28,000羽

府中野鳥クラブ
ツバメの集団ねぐら一斉調査(第8回定期観察会)

日 時 7月25日(月) 18:00~19:45
天 候 晴  風:やや強
場 所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 秋林、石井、大澤、大室、岡村、栗俣、田中(香)、田中(正)、
古谷、古山、丸山、松浦、山田、吉川 13名。
一般参加者 60名
ねぐら入り数:28,000羽

今日の観察会は府中市広報に紹介されたこともあって、親子連れの人も多く、市役
所の人や地元の自治会、河川敷に隣接する四谷小学校の教師など多数の参加者があり
ました。クラブ員を含めて約80名ほどになりました。
今日の河川敷は風が強く吹いていて、ヨシがなびいていました。ツバメは時間が経
過してもなかなか集まってきませんでした。太陽が沈み、薄暗くなってから急に「流
れ」のパターンでヨシ原に数多くのツバメが入ってきました。人間が多かったのか、
どうかは分かりませんが、暗闇に隠れて一斉にヨシ原に飛び込んできたようでした。
ヨシ原に入ってから上空へはほとんど舞い上がらす、なかなか落ち着いてヨシに止ま
らず、ねぐら入りまで時間がかかりました。


メモ:
・18:32  ツバメ3羽が上空を通過していく。
・18:36  左側のヨシ原の上に30羽ほどが飛ぶ。
・18:46  多摩川の上に多数の群れが飛ぶ。
・18:52  上空から20羽ほどの群れが下りてくる。
・18:54  急に増えだす。
ヨシに止まり始めるがすぐに飛び去る。
・18:58  上空に広く舞い上がる。
・19;00  止まり始めるが、すぐに飛び立つツバメも多い。
・19:10 なかなか落ち着かない。ライトスコープを使いツバメを見始める。
・19:20  ねぐら入り。前回より手前のほうにねぐら入りした。
・19:50  参加者全員ライトスコープで観察したので解散が遅れた。

一斉調査の観察会を開催するにあたって、参加者にクラブを代表して会長から
「ツバメについて」「自然の保護」などについて説明が行われた。
今日の一斉調査に参加した多くの市民の方々にツバメの集団ねぐらのすばらしさを
満喫したようだ。近くに住む人は自宅からこんなに近いところでツバメの集団ねぐら
が見られ、この自然を大事にしていかなければならないと語っていた。
当クラブではライトスコープ4台を準備し、参加者全員にツバメのねぐら入りを見
てもらった。ライトに反射するダイヤモンドのようなツバメの眼の輝きにあちこちで
「きれい」「すばらしい」との声が聞こえた。1回ではものたらず、何回もスコープ
を覗く人が多かった。今日の一斉調査は、調査はもとより近隣の人々や関係者にツバ
メの集団ねぐらのすばらしさと保護の必要性を知ってもらえたことと思います。

情報提供:府中野鳥クラブ 古山さん

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