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2012.07.30

上河原堰上流(7/29)5,000羽以上

上河原堰上流(7/29)5,000羽以上

例年、春先に調布市側の中州で集団ねぐらを形成するツバメの集団ねぐらは、
個体数が増えてくる初夏から川崎市側(堰の直上)の中州に移動していました。
しかし今年は川崎市側の中州はすでに浚渫されており消失しています。
今年は動向が気になっていましたが、久々に調査することができました。
調布市側の中州にツバメの集団ねぐら(少なくとも本隊)はありませんでしたが、
そこで川崎市側の上流側に残存した別の中州をライトで調査したところ、
移動した集団ねぐらを発見しました。

【観察場所】二ヶ領上河原堰上流左岸(調布市側)→右岸(川崎市側)
【日時】2012年7月29日(日)18:50~20:00
【天候】晴れ(蒸し暑い)
【日没】18:48
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】 5,000羽以上
【ねぐら入りした場所】右岸川崎市側の中州
【ねぐら入りした環境】ヨシ、一部ヤナギも使う
【ねぐら入り時刻】19:11(日没18:48の23分後)
【ねぐら入り時の明るさ】4ルクス
【観察内容】
▼調布市側堤防上から観察
18:50 ツバメ十数羽程度が飛翔
18:58 対岸の川崎市側の水面上を上流から流れるようにツバメの大群が飛翔している。
19:05 調布市側の中州の上を100羽程度が飛翔する。
19:10 調布市側の中州の上を100羽程度が飛翔し、いくつかのツバメは調布市側の南岸のヨシに入ったように見えたが、死角なので見えない。
19:12 飛んでいたツバメが見えなくなりツバメの動きがなくなる。(4ルクス)
その後、ライトで探すが調布市側の中州の見える位置にねぐら入りしたツバメはゼロであった。

その後、車で川崎市側の上流側の残存した中州(上流に約500m)に移動しツバメの集団ねぐらがないかライトで探す。
果たして、多数のツバメがヨシ等にねぐら入りしていた。
すでに眠っているツバメ多数で死角もあり正確なカウントはできず。最低5000羽。おそらくもっと多くのツバメがねぐら入りしていると考えられる。

(渡辺仁)

写真に背景に写っているのは対岸の調布市側の住宅。
Kamigawara20120729

2012.07.26

府中四谷橋下流(7月23日)20,000羽

府中野鳥クラブ
第8回ツバメの集団ねぐら定期観察会

日 時 2012年7月23日(月)18:00~19:30
天 候 曇  風:弱
場 所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 伊藤、大室、岡村、堅山、栗俣、坂井、田中(香)、田中(正)、成田、
    古山、吉川、 11名+一般参加者7名
ねぐら入り数 20,000羽
ねぐら入り時間 19:16
 今シーズン最高の数のツバメがねぐら入りをしました。集まったツバメの数は一週
間前と比べて倍以上でした。集まってきてからねぐら入りするまで、何回も上空に舞
い上がり、そしてヨシ原をかけめぐり、また上空に舞い上がることを繰り返しまし
た。鳴き声も大きく、ヨシ原に止まりはじめてから長い時間鳴き声が止みませんでし
た。
 
メモ:
 18:10 上流から3羽が飛んでくる。
 18:28 13羽が飛んでくる。ヨシ原からウグイスの声。
 18:46 ヨシ原、左側奥に100羽ほどの群れが舞う。
 18:49 集まりはじめる。ヨシ原の上を左右に旋回。右側に大きな群れ。
 18:56 大きなツバメの鳴き声。さらに増えはじめる。空高く舞う。
 19:01 ヨシに止まりはじめる。すぐに空高く舞い上がる。
 19:03 さらに空高く舞い上がる。ヨシの上を旋回する。
 19:06 また空高くツバメが舞う。ヨシに止まるがすぐに舞い上がる。
 19:08 さらに集まってくる。空高くツバメが舞う。
 19:11 ヨシに止まりはじめる。鳴き声が大きく鳴りやまない。
 19:15 ライトスコープで観察する。鳴き声が止まない。
 19:16 鳴き声が小さくなる。ねぐら入り。
 19:30 観察を中止する。

情報提供:古山さん

新二子橋上流(7月18日)900羽

【2012年第4回ツバメ塒入り調査】

◆日時   :   2012年7月18日(水) 18:00 ~19:20
◆天候   :   曇、微風、日の入り18:57
◆調査場所 :   東京都水道局砧浄水場管理地(鎌田2地先、河口から19.1km)
◆参加者 :    岡本、加藤、工藤、斉藤(け)、澤村、平、高木、高緑、富川(記録)、
          永井、原田、深沢、宮森(13名)
◆塒入り個体数:  900羽(前回の7月4日は320羽のねぐら入り)
◆調査メモ :  
 18:00      調査開始
          19羽、周辺を旋回し、飛び去る。
 18:15~18:25  8羽、広範囲を飛翔。          
 18:25~18:40 6羽、鳴きながら飛び回る。
          4羽、かなり上空を旋回飛行。
 18:40 10羽、街方面からヨシ原の下流側のオギ原・草地グランドに飛来。
 18:45~18:50 9羽、ヨシ原上をすれすれに飛び交い、去る。
    15羽、群れをなしてヨシ原上を通過。
          9羽、上流側から下流側へヨシ原上を旋回しながら去る。
          6羽、街方向から飛来。
 18:55 40羽、下流側の草地グランド上を飛び交う。
 19:00      鳴き声が上空方向より聞こえるが、姿見えず。ヨシ原上すれすれに飛ぶのが増えてきた。
 19:10 300羽、ヨシ原の奥の方を凄いスピードで飛び回る。
 19:15      500羽、上空を群れをなして飛び交い、ヨシ原下流方面に降りて、
          ヨシ原上をすれすれに飛ぶ。その後、ヨシ原に止まり始める。
 19:20     900羽、塒入り。
 19:25 調査終了。
      
◆特記事項  :   
 ねぐら入り調査前の17:00~18:00、7月28日(土)の塒入り一般観察会に備え、観察場所の草刈りなどの整備を行なった。

情報提供:澤村さん

2012.07.17

府中四谷橋下流(7月16日)10,000羽

府中野鳥クラブ
第7回ツバメの集団ねぐら定期観察会

日 時 2012年7月16日(月)18:00~19:25
天 候 晴  風:弱
場 所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 伊藤、大室、岡村、堅山、加藤、田中(香)、田中(正)、成田、古山 9

ねぐら入り数 10,000羽
ねぐら入り時間 19:16

 空を真っ赤に焼いたような夕焼けをバックにツバメたちが乱舞しました。
 観察を始めたころには風が強く、ヨシがザワザワと音を立てていましたが、太陽が
四谷橋に沈む時には風もおさまりヨシ原にツバメが集まってきました。米粒を見るよ
うに空高く舞うツバメの数は時間とともに増え、ヨシ原の上を走るようにツバメは下
流方向に広い地域を飛び回りました。今年のヨシが昨年の枯れたヨシよりまだ低いた
めか、ツバメはヨシに潜りこむようにねぐら入りしました。

メモ:
 18:11 川の上を1羽、2羽とツバメが飛ぶ。
 18:33 空高く20羽が飛ぶ。
 18:41 第8中学校の上の方からツバメの集団が現れる。
 18:45 太陽が四谷橋に沈む。風がやむ。
 18:59 ツバメの鳴き声が空から聞こえる。
 19:01 夕焼けをバックにツバメが上空を舞う。
 19:03 四谷小学校の上の方からツバメの群れが飛んでくる。
 19:05 また空高くツバメが舞う。ヨシ原の上を走るように舞う。
 19:08 ヨシに潜るように止まりはじめる。さらに集まってくる。
 19:11 大きなツバメの群れが飛んでくる。
 19:16 鳴き声が小さくなる。ねぐら入り
 19:25 観察を中止する

情報提供:府中野鳥クラブ 古山さん

2012.07.10

府中四谷橋下流(7月9日)3,500羽

府中野鳥クラブ
第6回ツバメの集団ねぐら定期観察会

日 時 2012年7月9日(月)18:00~19:25
天 候 曇  風:やや強
場 所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 伊藤、今城、大澤、大室、岡村、堅山、加藤、栗俣、
    田中(香)、田中(正)、古山    11名
ねぐら入り数 3,500羽
ねぐら入り時間 19:16

 先週の観察会では3,500羽のねぐら入りが見られたのでさらにツバメの数を期待し
たがねぐら入りした数は、先週と同じくらいだった。
 19時頃ツバメが下流方向に集まり、空中高く舞い始めた時、ツバメの群れの中に大
きな鳥が飛んでいた。良く見るとハヤブサがツバメを襲っているようだった。ツバメ
が必死になって逃げ惑っていた。ツバメも負けじとモビングしているように見えた。
ツバメとハヤブサの攻防が続きましたが直にハヤブサの姿は見えなくなった。ツバメ
は姿を隠すようにヨシ原にもぐりこみ、ヨシ原の左側を中心にねぐら入りをした。

メモ:
 18:07 4羽が上流から飛んでくる。
 18:12 2羽が下流から飛んでくる。また2羽が飛来、その後は姿が見えず。
 18:30 ツバメの姿は見えない。ヨシ原は静かだ。
 18:44 ツバメが飛びはじめる。ヨシ原の上を左右に舞う。
 18:49 上空高く50羽以上が舞う。
 18:58 一斉にツバメがヨシ原に集まりはじめる。
 19:00 左手奥、京王デパートの上にツバメがかたまって飛ぶ。
 18:03 ハヤブサがツバメを追いかける。ツバメがハヤブサにモビング。
 19:06 ヨシの上を走るように飛ぶ。ヨシ原の左側に集まりはじめる。
 19:12 ヨシに潜るように止まりはじめる。
 19:16 鳴き声が小さくなる。ねぐら入り
 19:25 観察を中止する。

情報提供:府中野鳥クラブ 古山さん

2012.07.08

新二子橋上流(7月4日)320羽

◆日時   :   2012年7月4日(水) 18:00 ~ 19:20
◆天候   :   晴、微風、日の入り19:01
◆調査場所 :   東京都水道局砧浄水場管理地(鎌田2地先、河口から19.1km)
◆参加者 :    岡本、加藤、澤村、富川(記録) 4名
◆塒入り個体数:  320羽
◆調査メモ :   今シーズン初めての塒入りが確認できた。

   18:00     調査開始
   18:00~18:40 この間、最多5羽がかなりのスピードで、ヨシ原上或いは、その
           周辺を大きく旋回又は通過する。           
            上流側草地グランドよりも、下流側の草地グランドの方を飛ぶ個
           体が多いが、群れには至っていない。背後の街方向からも飛来。

   18:40     個体数は増えないが、ヨシ原上を飛翔するスピードが遅くなって
           くる。

   18:50     街方面、上流・下流側のグランド、多摩川方面からの飛来が増え、
           20~30羽の群れになる。

   19:05     鳴き声が盛んに聞こえる。30~50羽の群れがヨシ原すれすれに飛
           び、一部が止まり始める。ヨシ原の手前にある散策路を猛スピードで
           通過。

   19:10     ヨシ原上を50羽が小さく旋回、飛翔スピードが落ち、100羽が
           ヨシに止まる。

   19:15     ヨシ原下流側にあるグランド上、エノキ周辺でも飛び交う。
            辺りが暗くなり、ヨシ原に止まる個体数が増えていく。

   19:20     落ち着き始め、320羽塒入り。
           調査終了。

      

◆特記事項  : ①ヨシ原上空での旋回、乱舞、木の葉落としの塒入りは、見られgaなかった。
           ②同時期での過去の塒入り個体数は、2008年 500羽、2009年1,300羽、2010年 200羽、              2011年 100羽である。

   ・                                 以上

2012.07.03

府中四谷橋下流(7月2日)3,500羽

府中野鳥クラブ
第5回ツバメの集団ねぐら定期観察会

日 時 2012年7月2日(月)18:00~19:25
天 候 曇  風:弱
場 所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 伊藤、岡村、堅山、栗俣、田中(香)、田中(正)、古山 7名
ねぐら入り数 3,500羽
ねぐら入り時間 19:15
 第3回の6月18日に2,000羽のねぐら入りを確認したが、先週の6月25日、第4回
の観察会では300羽とねぐら入りの数が減少したので、今日のねぐら入りの数が気に
なりました。
 今日はツバメの出だしが遅くなかなか姿をヨシ原に現わしませんでした。19時近く
になって急に集まりはじめ、ヨシ原の左奥の下流方向から右側奥の四谷橋方面まで、
広範囲にわたって旋回しました。ヨシに止まりはじめたと思うとすぐに舞い上がり、
黒い帯が動いているようでした。ツバメの鳴き声も強く聞こえ、約20分ほど旋回を繰
り返しやっと静かになりました。集団ねぐらの最盛期を見るような感じでした。
メモ:
 18:11 川の上をツバメ5羽が飛ぶ。ガビチョウが鳴いている。
 18:22 左手奥の京王デパート方向で20羽ほどのツバメが舞う。
 18:34 ヨシ原に5羽が少したって3羽、2羽と飛来するが数は増えない。
 18:41 オオヨシキリが鳴きはじめる。久しぶりの声だ。
 18:48 100羽ほどの群れが川の上に現れる。広い範囲のヨシの上をツバメが走り出
す。
 18:51 左側奥に50羽を超えるツバメの群れが舞う。
 18:53 急にツバメが増えはじめる。広い範囲を旋回する。
 18:58 強い鳴き声を発しながら旋回する。
 19:03 小さいツバメが目立つ。ヨシの上に止まりはじめる。また舞い上がる。
 19:06 ツバメが空高く舞う。目の前を大きな群れが飛ぶ。
 19:10 ヨシ原の上を広範囲に舞う。ヨシに潜りはじめる。
 19:15 鳴き声が小さなる。ねぐら入り
 19:25 観察を中止する。

情報提供:府中野鳥クラブ 古山さん

2012.07.02

府中四谷橋下流(6月25日)300羽

府中野鳥クラブ
第4回ツバメの集団ねぐら定期観察会

日 時 2012年6月25日(月)18:00~19:205
天 候 曇  風:弱
場 所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 伊藤、岡村、堅山、田中(香)、田中(正)、古山 6名
ねぐら入り数 300羽
ねぐら入り時間 19:09
 今日のヨシ原は肌寒くまたとても静かでした。いつもヨシ原のあちこちで大きな声
で鳴いているオオヨシキリの声が全く聞こえません。ヨシ原の隅の方でだみ声を張り
上げているムクドリの声も聞こえませんでした。ツバメの姿もまばらで、なかなか集
まってきませんでした。それでもヨシ原の右側、奥の方で群れてきました。ヨシ原の
上を旋回。急にヨシのしたに潜り込み見えなくなったと思ったら、ヨシ原からツバメ
が湧き上がり旋回、またヨシの下に潜り込むことを何回も繰り返しました。そのうち
下に潜り込んだままになりました。ねぐら入りしたツバメは300羽と推定しました。
気温が影響したのかどうかは分かりませんでしたが先週よりツバメの集まりが悪かっ
た。
 メモ:
 18:00 今日のヨシ原は静かだ。オオヨシキリ、ムクドリの鳴き声が聞こえない。
     ツバメの姿は見られない。
 18:13 ツバメ1羽が通過していく。
 18:15 3羽がヨシ原を飛ぶ。数が増えない。その後6羽ほどが飛ぶ。
 18:31 ツバメの声が聞こえてくる。6羽ほどが小学校の方から回ってくる。
 18:47 20羽、30羽とヨシ原の右側、奥で旋回し始める。空の高いところを30羽が
飛ぶ。
 18:49 空から急降下して右側奥のヨシ原を走るように旋回する。
 18:55 ツバメの姿が見えなくなる。
 18:56 急にツバメがヨシ原から湧きだすように現れる。出たり入ったりを繰り返
す。
 19:09 動きが止まる。ねぐら入り。
 19:20 観察を中止する。

情報提供:府中野鳥クラブ 古山さん

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