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2014.07.15

イランのツバメの集団ねぐら(7月11日)20,000羽以上

ここの集団ねぐらは2011年に発見したものですが、久々に観察しました。 町の外れにある小さな沼の畔にヨシ原が広がっています。水面上にはアゾラ(浮き草)が繁茂していました。

【場所】イラン国ギラン州ラシュト市ヤナック沼
 Eynak lagoon,Rasht,Gilan Province,Isramic Republic of Iran  37゜16′24.43″ N 49゜32′49.69″ 
【日時】2014年7月11日(金)20:00~21:05
【日没】20:34
【天候】快晴
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】20,000 羽以上
【ねぐら入りした環境】ヨシ原
【ねぐら入りした時刻】現地時間(サマータイム)20:53 日没後19分
【観察メモ】
20:10~20:20 おもに水面上を飛ぶツバメが多い。数十羽程度。
20:30 周囲から飛来するツバメが目立つようになり数が増える。
20:35 さらに増え、上空を数千羽が飛翔する。
20:40 あちこちのヨシ原にばらばらで潜り込むツバメが出てくるが、上空の群れはさらに大きくなり1万羽をゆうに超えている。ウンカのごとく上空を飛び回る。
20:45 引き続き上空をウンカのように飛び回るが、木の葉落としのように垂直にヨシ原に下りてくるツバメが増えてくる。
20:50 続々とヨシ原にねぐら入りする。
20:53 ほとんど上空を飛ぶツバメが見えなくなる。 ライトを使ってヨシ原を観察すると、多摩川の観察例と異なり、ヨシの頂部でなく若干低い位置にツバメは止まっているようだった。そのためライト+双眼鏡でもツバメの姿はとらえにくい。全体の規模としては2万羽以上としたが実際はもっと多いかもしれない。

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ラシュト市はずれのヤナック沼。周辺は道路、商店街、住宅地など。

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ウンカのごとく上空を群舞するツバメ

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ツバメがねぐら入りしたヨシ原の一部

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ねぐら入りしたツバメ。下部にもぐりこんでいる。手持ちのカメラで機材も十分でなくこれが限界。

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