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2014.07.29

府中四谷橋下流(7月25日)20,000羽

日時 7月25日(金)18:00~19:30
天候 晴 風:弱  日の入り18:51
場所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 169名
  一般市民 大人69名、子ども53名(計122名)
  府中市関係者17名、四谷小学校4名、国土交通省1名、
  ボランティア団体6名、その他4名
  府中野鳥クラブ 大澤、大室、岡村、堅山、北沢、栗俣、島田、多田、田中
(香)、    古山、前田(善)、松浦、丸山、安ヶ平、吉川 15名
ねぐら入り数 20,000羽
ねぐら入りの時間 19:15

 今年5回目の定期観察会は「府中・市民観察会」と「多摩川流域ツバメ集団ねぐら
調査連絡会」の一斉調査を兼ねて実施しました。ねぐら入りするツバメの姿を見たい
と小学生や市民が参加、目の前でねぐら入りしたツバメの姿やその数におどろきの声
をあげていました。
 府中市役所や関係団体の人、府中野鳥クラブ会員などが受付、資料配布、観察の指
導などにあたりました。
 ツバメは当初集まりが悪かったが時間の経過とともに増え、ヨシ原一面に今シーズ
ン最高の20,000羽がねぐら入りをしました。

メモ
18:05 市民観察会開催
18:17 ツバメが集まり始めるが少ない。
18:22 上空をムクドリの群れが南へ飛んで行く。
18:26 ツバメの集まりが悪い。
18:38 コウモリが飛び始める。
18:43 多摩川上流から下流に飛び始める。多摩川沿いに飛ぶツバメが増える。
18:52 東上空に100羽近いツバメが舞う。上空からヨシ原に下りてくる。
18:55 四谷橋のつり橋のロープを越えてヨシ原に飛んでくるツバメが増える。
18:58 ヨシ原の上を鳴きながら飛ぶ。上空からも集まってくる。
19:00 ヨシに止まり始める。すぐに飛び立つ。ライトスコープで観察。
19:08 まだヨシ原を走り回る。さらに上空から飛んでくる。
19:10 止まり始めるが鳴き声が鳴りやまらない。
19:15 静かになる。ねぐら入り。4日前に比べさらに増える。20,000羽
19:30 観察会を終える(記 古山)。


20140725

20140725_2

2014.07.22

府中四谷橋下流(7月14日)15,000羽

府中野鳥クラブ 
第4回ツバメの集団ねぐら定期観察会 
 
日時  7月21日(月)17:50~19:25
天候 曇  風・強くのち弱  日の入り 18:54
場所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 大澤、大室、岡村、堅山、北沢、栗俣、多田、田中(香)、田中(正)、
   古山、吉川、 11名。他に一般参加者12名
ねぐら入り数  15,000羽
ねぐら入りの時 19:17
 
 ツバメのねぐら入りの観察時間に雷雨の予報があり、現地に着くまで不安だったが
雷の心配もなく観察を実施することができた。観察を始める前からツバメがヨシ原近
くに集まり、時間とともにいつもより上空高く舞うツバメが多かった。
 今日は先週よりツバメの数も増え、ヨシ原の右側奥にねぐら入りしたツバメが多く
見られた。府中野鳥クラブ会員の他に一般の観察者が10数人が参加した。

メモ
17:50 すでにヨシ原の上をツバメの群れが飛んでいる。強い風が吹いている。
    観察を開始する。引き続きヨシ原の上を左右に飛び交う。
18:16 オオヨシキリが鳴き始める。
18:29 ムクドリの群れが多摩川上空を飛ぶ。
18:40 上空高くを舞いながらヨシ原に下りてくる。
18:47 多摩川沿いの上空を群れで舞う。
18:50 上空から流れ落ちるようにヨシ原に入ってくる。
18:51 四谷小学校の校舎を越えて北側から群れが飛んでくる。
18:52 ツバメの鳴き声が急に大きくなる。
18:57 下流方向から上流方向に飛んでくる。さらにツバメの数が増える。
18:59 上空を高く舞う。さらに増える。
19:00 アブラコウモリが飛び始める。
19:03 ヨシに止まり始める。ライトスコープで観察。
19:07 さらに上空高く舞い上がる。右側のヨシ原にいたツバメが左側に流れてく
る。
19:12 対岸からの花火の音に驚いたツバメがヨシ原から飛び上がる。
19:15 上空から下りて一斉にヨシ原に止まる。
19:17 鳴き声が静かになる。ねぐら入り。先週より増えて15,000羽。
19:25 観察を終える(記 古山)。

2014.07.15

イランのツバメの集団ねぐら(7月11日)20,000羽以上

ここの集団ねぐらは2011年に発見したものですが、久々に観察しました。 町の外れにある小さな沼の畔にヨシ原が広がっています。水面上にはアゾラ(浮き草)が繁茂していました。

【場所】イラン国ギラン州ラシュト市ヤナック沼
 Eynak lagoon,Rasht,Gilan Province,Isramic Republic of Iran  37゜16′24.43″ N 49゜32′49.69″ 
【日時】2014年7月11日(金)20:00~21:05
【日没】20:34
【天候】快晴
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】20,000 羽以上
【ねぐら入りした環境】ヨシ原
【ねぐら入りした時刻】現地時間(サマータイム)20:53 日没後19分
【観察メモ】
20:10~20:20 おもに水面上を飛ぶツバメが多い。数十羽程度。
20:30 周囲から飛来するツバメが目立つようになり数が増える。
20:35 さらに増え、上空を数千羽が飛翔する。
20:40 あちこちのヨシ原にばらばらで潜り込むツバメが出てくるが、上空の群れはさらに大きくなり1万羽をゆうに超えている。ウンカのごとく上空を飛び回る。
20:45 引き続き上空をウンカのように飛び回るが、木の葉落としのように垂直にヨシ原に下りてくるツバメが増えてくる。
20:50 続々とヨシ原にねぐら入りする。
20:53 ほとんど上空を飛ぶツバメが見えなくなる。 ライトを使ってヨシ原を観察すると、多摩川の観察例と異なり、ヨシの頂部でなく若干低い位置にツバメは止まっているようだった。そのためライト+双眼鏡でもツバメの姿はとらえにくい。全体の規模としては2万羽以上としたが実際はもっと多いかもしれない。

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ラシュト市はずれのヤナック沼。周辺は道路、商店街、住宅地など。

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ウンカのごとく上空を群舞するツバメ

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ツバメがねぐら入りしたヨシ原の一部

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ねぐら入りしたツバメ。下部にもぐりこんでいる。手持ちのカメラで機材も十分でなくこれが限界。

府中四谷橋下流(7月14日)10,000羽

府中野鳥クラブ
第3回ツバメの集団ねぐら定期観察会

日時  7月14日(月)17:50~19:25
天候 曇  風・弱  日の入り・18:58
場所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 大澤、岡村、堅山、田中(香)、田中(正)、橋本、古山 7名
ねぐら入り数 10,000羽
ねぐら入りの時間 19:16

 日中は気温が30度を超える真夏日に体がうだるようでしたが、

ここ多摩川の四谷橋
下流河川敷のヨシ原では涼しい風が吹いていました。

この涼しさを求めてなのかツバ
メたちが集まっています。

今回も先週の倍を超えるツバメがねぐら入りをしました。
 また午前中に河川敷のヨシ原を保全するため地域に呼びかけて「

アレチウリ駆除」
作業を実施しました。府中クラブ会員、市役所職員、

ボランティアなど23人が参加、
アレチウリ約150本を駆除しました。

メモ
17:53 観察を開始する。ツバメ3羽が飛んでくる。

ウグイスが鳴いている。
17:54 ヨシ原一面に小さいムシがヨシの上に湧くように飛んでいるのが見

える。
18:10 多摩川の方から3羽が土手(観察地)の方に飛んでくる。
18:17 ヨシ原の奥の方(川の方)で左右に折り返し20羽が飛ぶ。
18:29 ムクドリの群れが頭上を飛んで行く。
18:31 四谷橋のワイヤーロープをくぐって群れが飛んでいる。
18:34 空を黒い雲がおおってくる。だんだんツバメの数が増えてくる。
18:36 50羽ほどの群れが鳴きながら下流方向に飛んで行く。
    さらに四谷橋の下をくぐってヨシ原に飛んでくる。
18:41 空高く舞い上がり、ヨシ原の上を飛ぶ。
18:42 風が出てくる。ヨシがこすれる音がする。

ヨシ原の上空で湧くように増え
る。
18:45 ツバメの数がどんどん増える。鳴きながら下流方向に飛んで行く。
18:50 ツバメの姿が見えなくなったと思ったら、

空高く舞っているのが見える。
18:52 涼しい風が吹き始める。
18:53 ヨシの上をツバメが走りだす。

上空高く舞うツバメが米粒のように小さい。
18:55 急にツバメの数が増える。先週より数が増える。さらに増える。
19:03 ヨシに止まり始めるが、すぐに飛び出す。鳴き声が大きくなる。
19:08 上空高く舞う。さらい舞い上がる。

ヨシにもぐるように止まり始める。
    また、舞い上がる。
19:12 ヨシ原に止まっているツバメの声が小さくなる。
19:16 ねぐら入り。10,000羽
19:25 観察を終える(記 古山)。

2014.07.14

ツバメの集団ねぐらの室内講座と野外観察会(7/26)

ツバメの集団ねぐらの室内講座と野外観察会
~多摩川でツバメのねぐら入りを観察しよう~

 ツバメは身近な鳥ですが、河川敷のヨシ原などに “集団ねぐら”をつくって夜を過ごすことは意外に知られていません。
 この時期、この集団ねぐらは、巣立った若ツバメたちも加わって最も数が多くなります。一万羽を超えるツバメが上空を乱舞する様はとても壮観です。また、ねぐら入りした後に、ツバメの無数の眼が光を反射するのも筆舌に尽くしがたい美しさです。
 今回は、ツバメの室内講座と観察会をセットにした企画です。
 初心者、お子様連れ大歓迎です。お誘い合わせの上参加下さい。

期日:2014年7月26日(土)
時刻:15:30開始(15時開場)
場所:多摩市関戸公民館第2学習室(多摩市関戸4-72) (京王線聖蹟桜ヶ丘駅前 ヴィータ・コミューネ(OPAの入ったビル)8階)
参加費:無料
持ち物:帽子、飲み物、レジャーシートか折りたたみ椅子(1時間ほど河川敷でツバメを待ちます)虫よけスプレー等、雨具、懐中電灯 双眼鏡やカメラをお持ちになればより楽しめると思います。
申込方法:参加希望者は事前に電子メールにて申し込み下さい。先着30名。中学生以下は保護者同伴でお願いします。(申込先:渡辺仁 jin@watanabe.nifty.jp)
※雨天の場合は観察会のみ中止にします。(室内講座は雨天でも開催します。)


プログラム
【室内講座】
15:30-15:50 ツバメはなぜヨシ原に集まって夜を過ごすのか~集団ねぐらの秘密~
        渡辺仁(多摩川流域ツバメ集団ねぐら調査連絡会)
15:50-16:10 ツバメと共生するために~人工巣とフン受けのこころみ~
        神山和夫(NPO法人バードリサーチ)
16:10-16:30 日本野鳥の会のツバメに関するとりくみ
        葉山政治(公益財団法人 日本野鳥の会自然保護室)
16:30-17:00 ツバメに関する質問コーナー

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
17:00-17:45 府中市四谷の多摩川河川敷へゆっくり徒歩で移動(約2キロ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【野外観察会】
17:45 頃 府中市四谷の多摩川河川敷で、ヨシ原等を観察しながらのんびりとツバメが来るのを待ちます
19:00頃  ツバメのねぐら入り 
19:40頃  現場で解散(京王線中河原駅まで徒歩約20分です)

2014.07.08

府中四谷橋下流(7月7日)5,000羽

府中四谷のツバメの集団ねぐらは、順調にツバメの数が増えているようです。
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府中野鳥クラブ
第2回ツバメの集団ねぐら定期観察会

日時 7月7日(月)18:00~19:30
天候 曇  風・弱  日の入り・19:00
場所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 大澤、大室、堅山、多田、田中(香)、田中(正)、橋本、古山 8名
ねぐら入り数 5,000羽
ねぐら入りの時間 19:17

 朝から降っていた雨は昼過ぎには止みました。上空高く舞い上がるツバメは雲の中
に吸い込まれるようでした。ツバメは1週間で倍以上に増え、ヨシの育ちが良いのか
ヨシ原全域に広がってねぐら入りをしました。

メモ
18:00 観察を開始する。オオヨシキリとウグイスが交互に鳴いている。
18:05 ムクドリの群れがヨシ原を横切り多摩川の方へ飛んで行く。
18:10 ツバメ3羽がヨシ原の上を下流に飛んで行く。
18:21 10羽が続いて3羽飛んでくる。
18:30 13羽の群れが、少し遅れて20羽の群れが飛ぶ。多摩川沿いにも多くが飛ぶ。
18:42 上空高く30羽の群れが飛ぶ。ヨシ原の上を低空飛行で飛ぶが始める。
18:46 100羽を超える。200羽ほどが下流方向に飛ぶ。上空からも飛んでくる。
18:50 四谷橋方向から下流にかけてヨシ原全域に300羽が飛ぶ。上空高く飛ぶ。
18:55 アブラコウモリが飛び始める。
18:56 上空、ヨシ原の上を飛ぶ。約1,000羽。鳴き声が大きい。
18:57 ヨシ原に止まり始める。すぐに流れるようにヨシの上を飛ぶ。
    ツバメが湧くように見える。
19:00 鳴き声が大きくなる。空高く舞う。左右に流れるように飛ぶ。
    さらに増える。3,000羽
19:09 鳴き声がさらに大きくなる。ライトスコープで観察。
19:10 一時静かになり「ねぐら入り」かと思われたが、上空から大群が飛んでく
る。
    上空に舞い上がり。ヨシ原の上を走り回るように飛ぶ。
19:12 ねぐら入りの仕切り直しが行われる。外からさらにツバメが集まってくる。
19:14 空高く舞い上がり「木の葉落とし」のようなパターンでねぐら入りする。
19:17 鳴き声が小さくなる。ねぐら入り。5,000羽。
19;30 観察を終える(記 古山)。

2014.07.03

府中四谷橋下流(6月30日)2,000羽

今年も府中四谷からツバメの集団ねぐらの第一報が届きました。

府中野鳥クラブ
2014年第1回ツバメの集団ねぐら定期観察会
 
日時 6月30日(月)18:00~19:30
天候 曇  風:弱
場所 多摩川四谷橋下流、府中市立四谷小学校前河川敷
参加者 大室、岡村、栗俣、堅山、多田、田中(香)、田中(正)、橋本、古山 9

ねぐら入り数 2,000羽
ねぐら入りの時間 19:18
 
 府中野鳥クラブは今年も多摩川四谷橋下流の河川敷で「ツバメの集団ねぐら定期観
察会」を実施いたします。2003年から定期観察会を開始、今年で12年目になりまし
た。
 ここ数日、関東地方は天候不順で落雷や豪雨、雹(ひょう)が降るなどで屋外での
調査実施に不安を感じましたが、降雨がないよう願い、天気に注意をはらいながら1
回目の観察会を実施することができました。そして期待通りに約2,000羽のねぐら入
りを観察することができました。
  
メモ
18:00 観察を開始する。オオヨシキリの鳴き声が河川敷に響く。、
18:11 ツバメ1羽が飛んでくる。
    ムクドリが数個の群れになって河川敷の上を通過して行く。
18:23 ツバメが少しずつ増えてくる。
18;29 ツバメの鳴き声が聞こえる。7羽が多摩川沿いに旋回する。
18:42 100羽ほどがヨシ原を左右に旋回する。
18:49 左側奥のヨシ原を旋回するツバメが増える。中ほどのヨシ原にも止まり始め
る。    ヨシ原全体にツバメの数が増えてくる。
19:02 さらに増える。1,000羽ほどになる。あちこちに止まる。鳴き声が大きくな

19:11 観察地の近くまで止まり始める。まだ増える。ライトスコープで観察。
19:18 ねぐら入り。2,000羽。鳴き声が小さくなる。
19;30 観察を終える。

20140630


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