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2015.08.22

長野県千曲市千曲川右岸(8月10日)約10,000羽

【場所】千曲市千曲川右岸河川敷
【日時】2015年8月9日18:00~24:00
【天候】曇
【観察者】渡辺仁、西教生
【ねぐら入りした個体数】約10,000羽
【日没時間】18:45
【ねぐら入りした環境】ヨシ、オオブタクサ
水際にヨシ原が発達しており、そこが集団ねぐらの中心となっているらしい。しかし周辺のオオブタクサも純群落のように陸側に分布していて、そちらにもかなり多くのツバメのねぐら入りしている。オオブタクサは一年草なので8月ぐらいから集団ねぐらとして使える高さに成長する。
【観察メモ】
昨年西さんが発見した集団ねぐらで、標識調査を見学させて頂く。飛翔状況から1万羽程度がねぐら入りしたと推定。西さんは昨年からここで継続的に標識調査を実施。この日は173羽を捕獲・標識。ショウドウツバメは捕獲できなかった(前週は1羽捕獲できたとのこと)
捕獲しなければわからない、幼鳥も一部は換羽を開始している事や、オスにも不完全な抱卵斑がある事などを教えて頂く。

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集団ねぐらの環境(ドローンで撮影) 水際のヨシ原だけでなくさらに陸側のオオブタクサにもねぐら入り

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標識調査の状況

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オオブタクサも3m程度まで成長している。

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オオブタクサにねぐら入りするツバメ


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オスにも不完全な抱卵斑がある

長野県上田市保野加古池(8月9日)約10,000羽

【場所】長野県上田市保野(加古池)
【日時】2015年8月9日18:10~20:10
【天候】晴
【観察者】渡辺仁他2名
【ねぐら入りした個体数】約10,000羽
【日没時間】18:46
【ねぐら入り時間】19:10(日没24分後)
【ねぐら入りした環境】池のハスの花、実、葉
 まわりは水田及び住宅地。ツバメの巣はそこそこあるようでありまだ繁殖中のものもあった。ねぐらのある加古池は0.58ヘクタールのため池。周辺にはかなりため池が多い(塩田平のため池群)環境であるが、周辺のため池を数カ所見た限りでは、ヨシ原は1カ所(女池)でごく小規模なものがあった他は見ることはなかった。ほとんどのため池がコンクリートで護岸されているためヨシ原が発達しにくいのではないだろうか。加古池だけがハス群落で覆われている。ハス群落の下は水はほとんどなく湿っていて水たまりがある程度。ハスは計測したところ高さ1.5~1.9メートルある。ため池自体が掘り込まれているので、ハスの高さが周りの地盤とほぼ同じ高さである。
【観察メモ】
ちょうどお盆前で、近所の方々が盆花としてハスの花を収穫していた。そのためハスの花が減っていて、ねぐら入りの場所に影響を与えたかもしれない。
18:10 10羽程度のツバメが周辺を飛翔する。
18:30 100羽程度が集まって来る。
18:45 500羽程度が飛翔する。ハスの葉の上にハクセキレイもねぐら入りしている。
18:50 1000羽程度に増える。ハスに止まりはじめるツバメがいる。
18:55 5000羽程度に増える。止まっては飛び立つを繰り返す。
19:00 さらに続々集まり、10000羽程度となる。上空を乱舞するが、止まっているツバメも多い。
19:05 風がやや強いためか、葉が安定せず止まったツバメがまた飛び立つを繰り返すため、落ち着かない。
19:10 ほぼねぐら入り終了。
 池の半分ぐらいのエリア(約0.3ha)をねぐらとして利用。やや北東側に中心にねぐら入り。ハスの密度のが高いエリアにも見えたが、私たちが南西側から、他のグループが北西側から観察していたせいかもしれない。
 ハスの花の上に止まるのは、ほとんど成鳥であった。葉の上には成鳥及び幼鳥が就塒した。

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加古池(0.58ha)全景 ドローンで撮影

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盆花として地元の方々が花などを収穫していた

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集団ねぐらのパノラマ画像(クリックしてご覧ください)

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ハスの花の上に止まっているのはほとんど成鳥

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葉の上にもねぐら入りしているが、幼鳥が多いようだ

昨年2014年のブログ記事へのリンク

長野県上田市保野加古池(8月21日)約500羽


2015.08.18

中央道上り談合坂SA(8月4日)1万5千~2万羽

場所】山梨県上野原市 中央道談合坂上りSA
【日時】2015年8月4日(月)18:40~23:00
【天候】晴れ
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】15,000~20,000羽
【ねぐら入りした環境】ケヤキ38本、サクラ6本、合計44本
【日没時刻】18:46
【ねぐら入り時刻】19:14(日没28分後)
【観察メモ】
 デジタルカメラで、44本すべての樹木を各2枚反対方向から撮影し、写真上でねぐら入りしたツバメを写真上でカウントしたところ、合計11,352羽が確認できた。1本当たり最も撮影されたツバメの数が多かったのは993羽のケヤキであった(実際はもっと多いはず)。
実際にねぐら入りした総数は、撮影できない死角(樹木の内側など)があるので、少なくとも2割程度は撮影できていないのは確実と考えられ、同数までは死角にいないと考えれば、1万5千羽~2万羽がねぐら入りしていると推定する。ねぐら入りする前の飛翔状況から見積もってもその程度が妥当と考えられる。
 なお、一部の樹木は、スズメ、ハクセキレイもねぐら入りしており、共存している。
ガソリンスタンドの従業員の話によれば、ツバメの数が最も増えるピークは8月20日頃。多摩川よりは2~3週間遅れる。渡りのツバメが多く利用しているためと考えられる。
例年通り、トイレ棟北側の一群の樹木(輪の広場周辺)に最も多くのツバメがねぐら入りしている。

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2015.08.06

六郷橋下流(8月5日)1,200羽

日時:8月5日(水)18:00~19:05
天気:はれ
風:弱
場所:多摩川六郷橋下流、大田区東六郷河川敷
観察:吉成才丈
ねぐら入り数 約1,200羽

-過程-
18:15 ねぐら周辺は5羽程度の飛翔のみ
18:25 ねぐら周辺に徐々に飛来があり、とまりと合わせて30羽程度を確


18:35 徐々に個体数が増え、300羽を超える。
18:40 100羽ほどの柱ができ、総計で600羽と推測
18:45 200羽ほどの塊が上空を移動、総計で800羽と推測
18:50 かなり広範囲(ねぐらの下流川中心)の飛翔もあり、総計で1,0

00羽を超えた模様
19:00 暗くなり観察限界、ほぼ1,200羽と推測

2015.08.01

谷地川合流点上流(7月29日)30,000羽

【場所】多摩川右岸谷地川合流点上流(日野市栄町3丁目と日野市日野(飛び地)の境界付近))
【日時】2015年7月29日(水)18:40~20:40
【天候】曇り
【観察者】渡辺仁
【ねぐら入りした個体数】約3万羽
【ねぐら入りした環境】ヨシ、一部オギ等
【日没時刻】18:49
【ねぐら入り時刻】19:12(日没23分後)
【観察メモ】
18:40 ツバメは50羽程度しか飛んでいない。
18:55 急激にツバメの数が増える。一気に1万羽程度まで増加。
19:00 さらに増える。上空をウンカのごとく大群で飛び回る。同時に河川敷低くも飛ぶ。
19:07 ツバメが止まり始める。
19:12 ほぼねぐら入りが終了。
【ねぐらの環境】
ハンディGPSで簡易に計測すると幅はちょうど100m。奥行きは計測できなかったので不明であるが、目測にて30m程度であろうと推測。ねぐらの面積は0.2~0.3ヘクタール程度ということになる。
ヨシ原は全体に広がっているわけではなく、まばらに分布するという印象。ライトスコープで観察すると、高いヨシでも、葉の密度が高く止まりにくい構造のヨシには止まっていない。全体として止まりやすい環境ではなく、ツバメは苦労して止まり場所を探している印象。ねぐら入り後はライトスコープで見る限り、かなり広い範囲(幅100m)を使っているが、とても3万羽も入っているようには見えない。観察場所からは見えない低い位置に入っているものが大半であろうと思われる。
(渡辺仁)

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赤の区域がねぐらの位置。水色のラインでアプローチ。

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ねぐら入りしたツバメ 大半は下部に入って見えない

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背の高いヨシであるが、葉の密度が高すぎるためかツバメは入っていない。


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ヨシの先端に止まるツバメ。この止まり方が一般的。

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昨年の枯れた穂の上に止まるツバメ。見づらいが奥側に穂を折って止まっている。

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オギ群落の中。しかし、止まっているのはオギではなく倒れた別の植物の茎。

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