【場所】多摩大橋下流ひょうたん池
(2016年7月13日頃に谷地川合流点上流からひょうたん池にねぐらが700m移動したため、名称を多摩大橋下流ひょうたん池集団ねぐらと改めました)
【日時】2016年7月17日18:45~20:00
【天候】曇り
【観察者】渡辺仁、(八王子・日野カワセミ会)福本・若狭、野鳥の会奥多摩支部の方
【ねぐら入りした個体数】約10,000羽
【ねぐら入り時刻】19:15
【日没時間】18:56
【ねぐら入りした環境】ヨシ及び一部ヤナギ
【観察メモ】
昨日の観察会の際に、上流側への集団ねぐらの移動が確認されたため、移動先の位置の特定のために調査を実施した。
やや上流の視野の広い堤防上に下がり調査定点とし、双眼鏡でツバメのねぐらを追跡して概ねのねぐら入り場所を確認。
その後、ねぐら入りした場所と思われる場所に接近し、ライトスコープでツバメのねぐら入り場所を特定した。その結果、当初のヨシ原の位置より700m上流のひょうたん池周辺が新たな集団ねぐらとなっていることがわかった。
ひょうたん池周辺は、水際である分条件は良いが、あまり大きなヨシ原ではない。今回もヨシ原のヨシに止まっているのは確認でたが、ヨシの中のヤナギも使われていた。条件はさほど良くないし、そもそも収容力が大きくなさそうなので、さらに個体数が増えていく今後も不安定な状況が続くかもしれない。