多摩大橋下流(ひょうたん池)(2016年8月6日)30,000羽
【場所】多摩大橋下流(ひょうたん池)日野市・昭島市・八王子市の市境
(2016年7月13日頃に谷地川合流点上流からひょうたん池にねぐらが700m移動したため、名称を多摩大橋下流ひょうたん池集団ねぐらと改めました)
【日時】2016年8月6日18:00~20:30
【天候】晴れ
【観察者】渡辺仁、(日本野鳥の会奥多摩支部観察会の参加者多数120名以上)
【ねぐら入りした個体数】約30,000羽
【ねぐら入り時刻】19:05
【日没時間】18:40
【ねぐら入りした環境】ヨシ及び一部タケ・ヤナギ・ニセアカシア(ハリエンジュ)、オギ、オオブタクサ
【観察メモ】
この時期にしては成鳥が(3日と比較しても)成鳥が多い印象。ランダムに数えると45%が成鳥。55%が幼鳥。一部、換羽が始まっており、初列風切の胴体側が欠損して、凹型の翼のシルエットのものが増えてきた。
奥多摩支部の観察会の日で、ざっと数えただけで120名以上が観察していた。もっと多かったかもしれません。ここまで多くの人が観察したのは、当地でははじめてと思われる。
天気もよく、おびただしい数のツバメが頭上低く乱舞してくれたので、大迫力でした。
【花火大会の影響】
観察会終了後にねぐら入り場所と写真撮影をしていたが、全く予期していなかった花火大会が近くで開始された。
花火大会は対岸の昭島市の第44回昭島市民くじら祭夢花火で打上場からねぐらの距離は1.3キロ。打上花火数は約2千発とのこと。花火の音が結構していましたが、この距離だと、ツバメが動じる様子は観察されませんでした。(さらに、同時に第68回青梅市納涼花火大会も行われいて距離は相当離れているが花火の音が聞こえた)
2002年8月6日には、府中四谷橋下流の集団ねぐらで、多摩川関戸橋花火大会が開催され、その際は打上場からの距離が400~500mで今回より近く、最初の花火の打ち上げで一斉に飛び去ってしまったことがあった。1.3キロあると大分影響が緩和されるのかもしれない。
(渡辺仁)
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